皆さんこんにちは。岡山のオーダースーツ専門店ローダハウスの遠藤です。

 

高校野球も、甲子園がいよいよ始まりますね！

各地で、すごい盛り上がりを繰り広げられています！

そんな中、高校１年生から注目されている、早実の清宮選手の活躍は、すごいですね！

高校通算１０７号のホームランで、高校通算本塁打の記録更新に王手です。

もう、スーパースターですね（笑）

 

スーツにおいても、スーパースターが存在します！

皆さん１度は、耳にしたことがあるかもしれません！

 

『Ermenegildo Zegna』

 

 

名称は「エルメネジルド・ゼニア」、通称ゼニアですね。イタリアを代表する世界的ファッションブランドです。そして、高品質の生地を作る老舗のメーカーとしても知られています。

 

生地メーカーとしての「ゼニア」も品質に優れた生地を作る製造元として、世界中にその名を轟かせています。生地の供給先はアルマーニ、トムフォード、エルメス、ヒューゴボス、ラルフローレン、ブリオーニなど世界のトップブランドばかりです。

 

 

見た目、触り心地、高級感、上品さ、清潔感、軽さなどゼニア生地の特徴を挙げればキリがありません。

 

中でもゼニアの生地の最大の特徴は、見た目の「ツヤ」と触った時の「ソフト感」です。

 

ゼニア社の細かな基準によって選び抜かれた原材料が使用されているからこそ、このような上品なツヤが出ます。

 

そして触り心地は、触れた瞬間に、あっ！高級だとわかります。（笑）

 

ウール１００％なのにまるでカシミアのようなしっとり感とソフト感を持ち合わせています。

 

こうしたツヤとさわり心地を出すために、ゼニアはぜいたくな原料の厳選をします。

 

オーストラリアの契約農場から買い付けた羊毛から、『脇と肩の高品質の部分だけ』を使用し、その他の部分は使用しないのです。ものすごい！こだわりです。

 

その中から、羊毛の細さや長さ、色、密度、引っ張り強度などを細かく検査して、自社の基準に合ったものだけを使用します。お寿司で、例えるなら、大トロの部分だけを使用しています。

 

このような厳選の仕方はムダも多くコストもかかります。

他の生地メーカーでは、真似できない品質の徹底ぶりです。

 

ゼニアは他メーカーと製造方法でも一線を画しています。

ただ単純に糸の細さだけにこだわるのではなく、糸の均一性や強度、密度も重要視しています。

 

他メーカーでも極細糸を使用した柔らかな生地はありますが、糸が細いだけでコシを出すのが、難しいです。コシがない生地でスーツを作るとすぐに型崩れを起こします。

 

 

 

 

こういったこだわりが、ゼニアがトップブランドからも絶大な信頼を得ている理由のだと思います。