2017.04.22
ブラックスーツでお葬式に参列してもいいですか?
よくある質問ですが、お答えはバツです。ブラックスーツは、本来パーティーなどの際に着用する
装いが正しく、その為、街中でビジネススーツとして黒を着る事も、実は間違った装いです。
また、フォーマルスーツと何が違うの?
この質問もすごくたくさんあります。ブラックスーツは、光沢や、少し織り方に特徴があるなど、
オシャレ要素が入っているスーツの総称です。問題のフォーマルスーツは、冠婚葬祭に使え、
特に不祝儀(お悔み)の際にも、着用する事から、日本では深みのある黒無地の生地が該当します。
実際に比べてみると、ブラックスーツが少しボケた黒に見えるくらい、全く別物です。その為、
同じ場所、同じデザイン( 流行がない為、ほぼ同じに見えます )のスーツが並ぶわけですから
想像しただけで、フォーマルスーツを着ていない事がわかります。サイズさえ、
大きく変わらなければ、永く着て頂ける物ですから、出来る限りより
深みがある黒の生地をお選びすることをオススメしております。
左がブラックスーツ 右がフォーマルスーツ
フォーマルスーツは、基本的にお悔み事にお使いになられる事が多い為、
予定が立ちづらく、また必要に迫らなければ、なかなか重い腰が上がりにくいアイテムだと思います。
しかしながら、社会人のマナーとして、1着はキチンとサイズのあったフォーマルスーツを
お持ちになる事も非常に大事な嗜みではと思います。くれぐれも、お考えの方はお早めに(笑)
オーダーメイドスーツ専門店「 ロードハウス 」
ストアマネージャー 河内 昭宏