いい生地の見分け方について!

2016.12.19

いい生地の見分け方について!

2016年もカウントダウンが近づいてきましたね。そろそろセールをしているお店が増えてきましたが、安くても失敗しない買い物がしたいですよね(笑)

 

今回は、スーツの生地の良し悪しがわかる、簡単な見分け方を教えちゃいます。新鮮な野菜の見分け方とか、身近なアイテムはテレビなどで、よく見受けられますが、生地はニッチすぎてほとんどの方が知らないのでは・・・

 

この方法は、既製品でも同じ原理なので、一度覚えると、粗悪品などの罠に引っかからない目安になりますので、是非覚えておいてくださいネ。

 

さて、前置きが長くなりましたが、その方法とは、生地を「 ギュッ 」と握るだけなんです。

 

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↑ 握るとこんな感じです(笑)

 

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↑ 離すとこんな感じ。ちょっとわかりにくいですネ(汗)

 

問題は、その反発ですが、柔らかい中にしっかりとした反発がある生地は、基本的にいい生地です。その理由は、織り上げる為に使っている糸の打ち込み本数が多いからです。糸の本数を減らすと、軽くて着やすい服になり、既製品とかでは、お店で一度着るレベルでは、すごくいい印象だったりするんです。しかし、購入して、1日着た後とかに、クタクタになっているスーツをよく見ますが、これは糸の本数が少ないが為、復元力の弱さが原因です。販売側からすると、コストダウンになり、願ったり叶ったりなのかな(汗)

 

そんな失敗をおかさない為にも、「 ギュッ 」と握って、打ち込み本数の多い、間違いのない生地を選ぶ事をオススメします。

 

 

ストアマネージャー 河内 昭宏