「真夏の結婚式・行事を快適に!男性フォーマルの選び方」

2025.04.18 結婚式参列衣装 フォーマル

「真夏の結婚式・行事を快適に!男性フォーマルの選び方」

真夏の結婚式や式典、暑さとの闘いに悩む男性も多いのではないでしょうか。汗や蒸れ、不快感に耐えながらも、フォーマルマナーはしっかり守らなければならない——そんな悩みを解決するために、この記事では「涼しさ」と「きちんと感」を両立できる真夏のフォーマル対策を徹底解説します。  

 
 
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真夏の男性フォーマル、最大の課題とは?
とにかく暑い!汗・蒸れ問題

真夏のフォーマルで男性が一番悩むのは、やはり「暑さ」。特にジャケットを着用する場面では、背中や脇、首周りに汗がたまり、不快感が一気に高まります。しかも、汗をかいたあとのスーツの蒸れやニオイも大敵。式典や結婚式の最中に気になって集中できない…ということも。暑さ対策は、素材選びだけでなく、汗のかき方、蒸れにくい仕立て選びも重要なポイントになります。

フォーマルマナーと快適さの両立

フォーマルシーンでは、たとえ猛暑でも「ジャケット着用」「ネクタイ着用」が求められる場面が多く、単なる暑さ対策だけでは乗り切れません。快適さを優先してカジュアルダウンしすぎると、場にそぐわない印象になってしまうリスクも。重要なのは、フォーマルマナーをきちんと守りながら、素材やインナー、小物の工夫で“見た目はきちんと、実は快適”を目指すことです。

真夏に適したフォーマル素材と選び方
リネン、サマーウール、シアサッカーの特徴

夏のフォーマルにおすすめなのが、リネン、サマーウール、シアサッカーといった軽量素材。リネンは通気性抜群で、ナチュラルなシワ感が大人の余裕を演出できます。サマーウールはウール特有の通気性と上品な光沢があり、式典にもふさわしい印象に。シアサッカーは生地表面の凹凸が肌に張り付きにくく、暑い日でも快適さを保てる頼れる素材です。

通気性と軽量感を重視するポイント

真夏のスーツ選びでは、「通気性」と「軽さ」を最優先に。裏地を極力減らした「背抜き仕立て」や、薄手でもきちんと見える高密度織りの生地がおすすめです。また、ストレッチ素材入りなら動きやすさも向上し、暑い中でもストレスを感じにくくなります。選ぶ際は、触ったときに“ひんやり感”を感じる生地や、軽さを実感できるものを目安にしましょう。

真夏の結婚式にふさわしい男性フォーマルスタイル
王道スーツスタイル(素材&カラー選び)

結婚式では、真夏でも「きちんとしたスーツスタイル」が基本。おすすめは、サマーウールやリネンブレンド素材のネイビーやミディアムグレー。汗ジミが目立ちにくく、写真映えもばっちりです。ブラックスーツは重く見えるため、真夏はやや軽やかな色味を選ぶのがコツ。シャツも薄手で透けにくいものを選び、清潔感を意識すると好印象につながります。

セットアップやカジュアルミックスの取り入れ方

最近では、結婚式でも「セットアップスタイル」や「カジュアルミックス」が許容される場も増えています。リネン混セットアップに、ドレッシーなシャツとレザーシューズを合わせれば、きちんと感と涼しさを両立可能。あくまで主役や式の格式を尊重しつつ、会場の雰囲気に合わせて適度にカジュアルダウンさせるのが、真夏のスマートな選択肢です。

真夏の行事(式典・セレモニー)で好印象を与える服装
会社行事・式典・家族イベント別スタイル提案

会社の表彰式や式典では、格式を保ちつつも「涼しげで清潔感のあるスタイル」が鍵。夏用ウールスーツに白シャツ、ネイビータイでシンプルにまとめると好印象です。家族行事(七五三、入学式など)では、もう少し柔らかいトーンのグレースーツやベージュスーツもあり。場面ごとに“堅すぎないフォーマル”を意識することが大切です。

屋外・屋内で押さえるべき服装マナー

屋外イベントなら、通気性最優先でOK。ただし、汗ジミやヨレが目立ちやすいので、しっかりと吸汗速乾インナーを活用すること。屋内(ホテルや式場など)は冷房対策も必要で、ジャケットは必須アイテム。脱いだときにシャツがだらしなく見えないよう、しっかりアイロンの効いたシャツを用意しておくと安心です。

快適さを追求する+αアイデア
インナーと小物で体感温度を下げる工夫

吸汗速乾インナーを必ず着用し、肌へのべたつきを防ぎましょう。ハンカチやボディシート、ミニ扇子も必携アイテムです。さらに最近では、冷感スプレーを仕込んで出発するのも有効。襟元や袖口に一吹きしておけば、暑い式典中でも快適に乗り切れます。小物を味方につけるだけで、真夏のフォーマルがグッと楽になります。

 汗・におい・シワ対策の事前準備とケア

ワイシャツやスーツには、汗ジミ防止スプレーを事前にかけておくのがおすすめ。予備のシャツを1枚持参すれば、万が一大量の汗をかいても安心です。帰宅後は、スーツをハンガーにかけて風通しを良くし、湿気をしっかり飛ばすこと。汗と湿気を放置すると型崩れやにおいの原因になるので、ケアもフォーマルマナーの一環と心得ましょう。

※消臭スプレーなど化学薬品を使用する際は必ず目立たない場所で試してから使用して下さい。

スーツが変色や褪色をする場合があります。

【Q&A作成】

Q1. 真夏の結婚式、ジャケットは脱いでも良い?

A1.
基本的に、フォーマルな場ではジャケット着用がマナーとされています。ただし、屋外で炎天下の場合や、司会者から「ジャケットを脱いでください」とアナウンスがあった場合には、脱いでも問題ありません。その際はシャツのシワやヨレに注意し、ネクタイ着用は続けましょう。最初から「脱いでもきれいに見えるシャツ」を選んでおくのがポイントです。


Q2. 夏用スーツと通常スーツ、見た目で違いは出る?

A2.
一見して大きな違いはありませんが、夏用スーツは素材が薄く軽く、通気性に優れています。裏地が背抜きになっていたり、生地に凹凸(シアサッカー)やシャリ感があったりと、細かなディテールに季節感が表れます。見た目に違和感はないので、安心してフォーマルな場に着用できます。軽やかで快適な着心地が、夏場には大きなメリットです。


Q3. ネイビー以外の色でも真夏のフォーマルはOK?

A3.
ネイビーは定番ですが、真夏ならミディアムグレーやライトグレー、ベージュ系も爽やかに見えておすすめです。特に屋外での挙式やガーデンパーティーでは、明るめカラーのほうが映える場合も。ただし、式の格調や新郎新婦の意向に配慮し、過度なカジュアルカラー(原色系など)は避けましょう。あくまで「品の良い明るさ」が基準です。

まとめ

真夏のフォーマルシーンでも、男性は「きちんと感」を保つことが大切です。暑さを乗り切るためには、リネンやサマーウールといった通気性に優れた素材を選び、背抜き仕立てや軽量感を重視したスーツ選びがポイントになります。汗対策や快適グッズも上手に活用しながら、マナーを守りつつも無理なく過ごせる装いを心がけましょう。涼しさとフォーマルさ、その両立が夏のスマートな男性の条件です。

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