夏のフォーマルシーンも快適に|暑い季節の礼服マナーと着こなしの工夫

2025.03.30 フォーマル ビジネススーツ

夏のフォーマルシーンも快適に|暑い季節の礼服マナーと着こなしの工夫

真夏であっても、通夜や告別式、法事といったフォーマルな場では、きちんとした礼服の着用が求められます。暑さの中であっても、周囲への配慮や故人への敬意を示す意味から、服装のマナーを守ることは非常に重要です。

しかし、真夏の礼服は非常に暑く、汗や蒸れによって不快感を覚える方も少なくありません。そこで今回は、夏でもストレスなく、かつマナーを損なわない礼服の着こなしやアイテム選びについて解説します。

 
 
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夏用礼服の基本とは?

礼服といえば「黒のスーツ」が基本ですが、夏場に適した仕様の礼服を選ぶことで、見た目はきちんとしながらも快適に過ごせます。

1. 通年用と夏用の違い

通年用の礼服は生地がしっかりしており、保温性があるため夏には不向きです。対して、夏用の礼服は以下の特徴を持っています。

  • 薄手のウール素材やウール×ポリエステル混紡

  • 背抜き仕様のジャケット(裏地が少ない)

  • 通気性の高いメッシュ構造や軽量設計

見た目の黒の濃さはそのままに、軽くて涼しい着心地を実現しています。

2. 夏用礼服を一着は持っておくべき理由

突然のお通夜や法事の案内があることもあるため、夏用の礼服を一着持っておくと安心です。体調や印象を保つためにも、シーズンに合った礼服の準備は大人のたしなみといえるでしょう。

インナー・シャツの選び方

夏のフォーマルシーンでは、礼服だけでなくシャツやインナー選びも快適さを左右します。

1. 吸湿速乾性のあるインナーを活用
  • 通気性の良い接触冷感素材のインナーがおすすめ。

  • 綿素材の肌着よりも、ポリエステル系の速乾素材の方が汗を吸い取ってくれる。

  • 背中や脇部分にメッシュ加工があるタイプは特に快適。

2. シャツは形態安定&軽量素材を選ぶ
  • 礼服には白無地のレギュラーカラーが基本。

  • 夏場は薄手でアイスコットンやCOOLMAXなどの素材が人気。

  • ネクタイとの相性も良く、見た目も清潔感をキープ。

靴・小物の工夫で快適さアップ
1. 通気性の良いビジネスシューズを選ぶ
  • 通気孔のある革靴や、インソールに消臭機能のあるものを活用。

  • 屋内では可能であれば靴を脱いで汗を逃がすのも一つの方法。

2. ハンカチ・汗拭きシートを携帯
  • フォーマルシーンでは汗をそのままにせず、こまめに拭うのがマナー。

  • 消臭機能付きの汗拭きシートがあれば、気になる匂いもカバー可能。

  • ハンカチは白無地か、目立たないシンプルなものを選びましょう。

ワイシャツを脱ぐ?ジャケットは?TPOの判断基準

「暑いから」といって、ジャケットを脱いだりノーネクタイで参列するのはマナー違反になり得ます。

  • 室内や空調の効いた会場では、ジャケットを着用し続けるのが基本

  • 屋外の猛暑時や移動中は、一時的に脱ぐことも許容範囲(着脱時は周囲の状況をよく確認)。

  • 脱いだジャケットは丁寧に持ち、だらしない印象を与えないよう注意。

可能であれば、涼しい素材で仕立てた夏用礼服を事前に用意しておき、無理なく着続けられるようにするのが理想的です。

まとめ

夏のフォーマルシーンでは、気温や湿度の高さがネックになりますが、礼服の素材やインナー、小物の選び方を工夫することで、快適さを保ちつつマナーもきちんと守ることができます。

  • 夏専用の礼服を準備しておくと安心

  • 吸湿速乾性の高いインナーや涼感シャツで快適に

  • 靴や小物にも涼しさを意識した選び方を

  • ジャケットの着脱はTPOを見極めて対応

「暑いから仕方ない」ではなく、「暑いからこそ工夫する」ことが、真にスマートな大人の着こなしです。暑さの中でも心地よく過ごしながら、大切な場面での敬意や礼儀をしっかりと表現しましょう。

 
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