2025.01.09 リクルートスーツ フォーマル ビジネススーツ
春になると新生活がスタートし、新社会人や転職者が新たな職場へと踏み出します。その中で意外と知られていない、もしくは忘れているのが「スーツの基本的なマナー」です。初めてスーツを着る方はもちろん、改めて正しい着こなしを確認したい方のために、スーツの着用マナーをわかりやすく解説します。
スーツはビジネスの場で「信頼」や「誠実さ」を表す大切なアイテムです。正しい着こなしを押さえて、好印象を与えましょう。
スーツジャケットのボタンには、適切な留め方があります。
2ボタンジャケット:上のボタンだけを留め、下のボタンは外す。
3ボタンジャケット:真ん中だけ留める(上のボタンも留めてもOK)。
ダブルジャケット:基本的に全て留める。
座るときはジャケットのボタンを外し、シワを防ぐようにしましょう。
スーツはジャストサイズが基本です。
肩幅:肩がジャケットに収まるもの。
袖丈:シャツの袖が1.5cmほど見える長さ。
パンツ丈:靴に軽くかかる程度(ハーフクッション)。
サイズが合っていないと、だらしなく見えるため注意しましょう。
スーツの下に着るシャツも重要です。
白や薄いブルーなど清潔感のある色が基本。
柄物は控えめなものを選ぶ。
第一ボタンを必ず留める。
ネクタイを着用する場合は、シャツの襟とジャケットの間にすき間ができないようにしましょう。
ネクタイはスーツスタイルを引き締める重要なアイテムです。
プレーンノット(基本形):どんな場面にも合う結び方。
ウィンザーノット:フォーマルな場に最適。
セミウィンザーノット:適度なボリュームでバランスが取れる。
ネクタイの先端がベルトの中央に来る長さがベスト。
短すぎても長すぎてもバランスが悪くなる。
ビジネスでは無地や控えめなストライプ、小紋柄がおすすめ。
柄物を選ぶ際は、スーツやシャツと喧嘩しないものを。
スーツに合った靴や小物を選ぶことで、より洗練された印象になります。
ビジネスでは「内羽根式の革靴(黒またはダークブラウン)」が基本。
ローファーやカジュアルなデザインの靴は避ける。
靴は常に磨いて清潔に保つ。
靴と同じ色のベルトを選ぶ。
シンプルなデザインのものがベスト。
靴とパンツの色に合わせる。
派手すぎるデザインは避ける。
くるぶし丈の靴下はビジネスではNG。
基本はダークスーツ(ネイビーまたはチャコールグレー)。
白シャツ+シンプルなネクタイ。
靴は黒の革靴で統一。
清潔感を意識し、シワのない状態で着用。
靴やベルト、ネクタイの色を統一し、品よくまとめる。
場合によってはジャケットを脱がない方がよい。
ジャケット+ノーネクタイのスタイルもOK。
ジャケパンスタイルを取り入れつつ、清潔感を意識。
スニーカーではなく、革靴やローファーを選ぶ。
スーツは長く着るために、日々のメンテナンスが大切です。
着用後はブラッシング:ホコリや汚れを落とし、清潔に保つ。
ハンガーにかける:肩の形を崩さないため、厚みのあるハンガーを使用。
定期的にクリーニング:着用頻度にもよるが、シーズンごとに1回が目安。
シワを伸ばす:スチームアイロンやシャワーの蒸気を使い、シワを取る。
スーツはただ着るだけでなく、正しいマナーを守ることで一層洗練された印象を与えます。
ボタンの留め方やサイズ感を意識する
ネクタイの結び方・長さに注意する
靴やベルト、靴下もスーツに合わせる
シーンに合ったスーツを選び、場面に応じた着こなしを心掛ける
日々のメンテナンスで清潔感をキープする
これから新生活を迎える方も、今一度スーツの基本マナーを確認して、スマートな装いで新たなスタートを切りましょう!