10年前であれば、羽織袴を除けば、成人式にスーツを着て、合わせる靴はクロかブラウンの革靴がほぼ全員のスタイルでした。

この着こなしに最近は変化が見られます。合わせる靴はブーツだったり、スニーカー、インナーもタートルニットなども・・・、髪の色も、昔の黒と金髪の２色から、最近はクロ、ブラウン、シルバー、ゴールド、レッド、ブルー、ピンクまで　本当に「多様」です。アイデンティティが重視される時代です。

オーダーで何を合わせるか伺っている中で、たまたまかもしれませんが、ブーツを合わせます。って新成人が、今年は多いので、このような内容で皆様に有益な情報になれば書かせていただきます。

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成人式だからこそ「ブーツで差をつける」

成人式は、多くの人が一堂に会するフォーマルな場です。しかし、伝統的なフォーマルスタイルに一工夫を加えることで、他の出席者との差をつけることができます。その一つの方法が、スーツにブーツを合わせることです。スーツにブーツを取り入れると、フォーマルでありながらも個性が際立ちます。

ブーツは通常、カジュアルなアイテムと見なされがちですが、スーツとの組み合わせ次第で洗練された印象を演出できます。例えば、チャッカブーツやデザートブーツなどのシンプルなスタイルは、フォーマルなスーツにもよく合います。また、ブーツの素材やデザインにこだわることで、さらに個性的なスタイルを作り上げることができます。

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スーツに合わせるブーツの種類

ブーツには様々な種類があり、それぞれ異なるスタイルと印象を与えます。ここでは、成人式のスーツに合うブーツの種類と、それぞれの特徴について紹介します。

 

1. チャッカブーツ

ポロ競技などなどスポーツを出自としていることが特徴。ゆえに完全フォーマルな服装には適していないが、フォーマルすぎる場合にほどよくカジュアルダウンしたいときや、カジュアルな服装を格上げするときなどに最適。一足持っていれば、あらゆるシーンで重宝することうけあいで、細身のスーツと相性が良いです。特にブラックやダークブラウンのブーツは、成人式というフォーマルな場にふさわしい選択になります。

2. チェルシーブーツ（サイドゴアブーツ）

チェルシーブーツは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。サイドゴアと呼ばれる伸縮性のある素材を使った履き口が、スムーズな着脱を可能にしており、スーツに相性のいいブーツです。始まりは19世紀、即位したばかりのヴィクトリア女王のために脱ぎ履きしやすい靴を作るべくショートブーツに採り入れたのが始まり。女王の夫であるアルバート公がそのデザインを紳士靴に落とし込んだものが現在のサイドゴアブーツになっている。そんなフォーマルなルーツがあるため、ブーツの中では唯一スーツスタイルに合わせて良しとされている。

3.カントリーブーツ

ブローグデザインが施されたクラシックなブーツです。つま先部分に装飾的な穴飾りがあり、フォーマルなスーツスタイルにアクセントを加えます。特にブラックやバーガンディのウィングチップブーツは、シックなスーツと合わせることで、エレガントなコーディネートを実現します。

4・カジュアルブーツ（ワークブーツ・エンジニアブーツ）

フォーマルだけでなく、あえてカジュアルなブーツを成人式スーツに合わせることで、オリジナリティを強調することも可能です。例えば、スエード素材のブーツやワークブーツは、スーツのかっちり感を程よく和らげ、リラックスした雰囲気を演出します。カジュアルなブーツを選ぶ際には、カジュアルなスーツにするなどのスーツの色や素材とのバランスを考慮することが重要です。

ブーツとスーツのカラーコーディネート

ブーツとスーツの色の組み合わせは、コーディネートの印象を大きく左右します。以下に、基本的なカラーコーディネートの例を紹介します。

1. ブラックスーツ＋ブラックブーツ

最も定番でフォーマルな組み合わせです。シンプルかつエレガントな印象を与えたい場合、この組み合わせがベストです。

2.ネイビースーツ＋ブラウンブーツ

ネイビーのスーツにブラウンのブーツを合わせることで、スタイリッシュでありながらもカジュアルな印象をプラスできます。このコーディネートは、成人式のようなフォーマルな場でも程よいリラックス感を出すことができます。

3.グレースーツ＋ブラックブーツ

グレーのスーツは、落ち着いた色合いでありながら、スタイリッシュさを兼ね備えています。ブラックのブーツを合わせることで、よりシックな印象を強調できます。

4.チェック柄スーツ＋カジュアルブーツ

チェック柄のスーツには、スエードのカジュアルブーツがぴったりです。特に、カジュアルな印象を強めたい場合には、柄物のスーツとスエード素材のブーツを合わせると、個性が際立ちます。

その他、デニムやコーデュロイなどのカジュアルな素材のスーツとワークブーツなどのカジュアルなブーツは相性も良く、個性的な雰囲気で他の人と違った成人式となるでしょう。

ブーツに合うアクセサリーの選び方

ブーツを履く際には、全体のコーディネートに統一感を持たせるために、アクセサリー選びが重要です。特にベルトやネクタイ、時計などの小物は、ブーツと調和させることでコーディネートが一層引き立ちます。

1. レザーベルト

ブーツがレザー素材の場合、ベルトも同じ素材で統一すると、全体にまとまりが出ます。特に、ブーツの色とベルトの色を揃えると、一貫性のあるスタイルが完成します。

2. ネクタイとポケットチーフ

スーツにブーツを合わせる際、ネクタイやポケットチーフでカラーのアクセントをつけると、オシャレ度がアップします。特にブラウンやネイビーなど、ブーツと同系色のアクセサリーを選ぶと、自然な統一感が生まれます。

3.時計

レザーストラップの時計を選ぶと、ブーツと一体感を持たせることができます。特に、シンプルで洗練されたデザインの時計は、スーツスタイルにぴったりです。

ブーツを履く際の注意点

ブーツをスーツに合わせる際には、いくつかのポイントに注意することで、コーディネート全体がより洗練されます。

1. パンツの丈

パンツの丈は、ブーツにかかる程度に調整することが重要です。裾が長すぎると、ブーツのデザインが隠れてしまうため、適度な長さに仕上げることが大切です。。

2.ブーツの手入れ

ブーツは目立つアイテムなので、手入れが行き届いていないと全体の印象を損なう可能性があります。成人式前には、しっかりとブーツを磨き、清潔感を保ちましょう。

まとめ

成人式のスーツにブーツを合わせるという選択は、あくまで一つの着こなしです。好きで！目立つから！など個性の表現として役立てていただきたいと思います。単なる多様性ではなく、個人の好みやオリジナリティを成人式というフォーマルな場所で表現することも「あり」だと思うこの頃です。

 

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