2024.04.28 ビジネススーツ セットアップ
ビジネスシーンの服装はさらに「カジュアル化」が進んでいるとのことで間違いないと思います。
町のオフィス街であっても、スーツを上下着てネクタイを締めて、って人は半分くらいに減った印象でしょうか。
反面、ノーネクタイで、インナーはTシャツにセットアップを着てる人や上下違うジャケパンスタイルも増えています。
ここではビジネスシーンにおいて、スーツやセットアップやジャケパン、はたまたジャケットも不要など、最新の状況とお勧めの着分けのポイントを紹介します
ビジネスシーンにおいて、社外の初対面の方に会う場合は、時代が変わっても礼節を重んじるべきで、最低限ジャケットの着用はするべきです。
会社を代表して社外の人に会うということなので、相手の方や相手の会社、そしてご自身の会社にとっても、失礼のないように、最低限のマナーとして認識してください。
「考えるのは、めんどくさいので、いつでもスーツにしています。」って方も多いと思います。
間違いではないのですが、少し状況は変わってきております。
本来のビジネスシーンでの服装のあるべき位置は
『相手のことを想って服装を決める』
ということです。
形式的でもいいのですが、本来は会う場所や目的、内容、相手と自分の立場、相手の人柄などを想って着分けることが正しい考え方です。
そして、そこに今のビジネスのカジュアル化を踏まえて決定していくことが正解です。
ただ、なかなかそこまで考えて服装を決定できないかと思いますので、業界の雰囲気や周りの状況を押さえて考えていきましょう。
経営者や会社の幹部の方は、存在が会社のスタンスであり会社の指針になります。
服装も一緒です。
このスタンスがはっきりしなければ、社員や部下はとまどうだけです。
ご自身の会社をどのように見せたいか、見られたいか、で着分けてください。
もちろん『スーツ』だけが正解ということではありません。
社風として、クリエイティブで自由度が高い表現として、セットアップであったり、ノーネクタイでいることもいいと思います。
もしくは、会社のユニホーム(作業着等)の場合もあるかと思います。
今は、この着こなしが増えています。
そのうえで、今度はビジネスの場面で会う場面や人物によって、そのままでいいのか、
シャツ×ネクタイをして会うのかを選択してください。
最近は「セットアップ」という言葉を多く聞くようになりました。
本来のセットアップの服種としての位置は、スーツと同じように上下同じ生地、色、柄で作成されているが、上下別々のサイズで選ぶことができるものを表します。
ただ、このコンテンツ内では、「セットアップ」は、Tシャツなどのカジュアルなインナーの上に上下で着ることを前提とした服装という定義にさせてください。
また、「ジャケパン」とは、ジャケットとパンツ、上下別々の色、柄、などで着こなす服装のことを定義とします。
今の、「スーツ」「セットアップ」「ジャケパン」の定義を踏まえて
業界の服装の自由度を表にしてみました。
ご自身の業界はもちろんですが、他業界の方とビジネスの場面で会う時の参考にしてください
右に行く方がスーツでの割合が高く、左の方がセットアップやジャケパンの割合が高くなる表となります
ただし、あくまでも私感基準ではありますので、軽い感じで見てください。
これらの服装のカジュアル化と、クールビズは、別の考え方となります。
クールビズは、地球温暖化対策や省エネ化、健康管理などの対策として行われるものです。
室温を下げすぎなように、熱中症対策、など国の方針になりますので、その方針に賛同した服装を心がけてください。
ネクタイの起源は中世ヨーロッパから始まっているものの、もっと古い紀元前から男女問わず首元を装飾することは行われていた。
それだけ首元は、会う人への印象をアップさせる重要な場所であるわけですが、
現代ではネクタイは、真摯さ尊敬など相手の方や仕事に対する信頼と想いの象徴としてつけられていると言っていいと思います。
これは、国際的なプロトコールであり、特に外国とのビジネスにおいては、意識してください。
その為、国内でもビジネスフォーマルな場面では着用が望ましいです。
よりフォーマルへの順番を付けるのであれば
このような感じになります。
まず、インナーは、カットソーやニットよりも、カジュアルシャツやポロシャツなどの衿付きの方がフォーマルです。ドレスシャツはよりフォーマルです。
ジャケットは、もちろん着用する方がフォーマルですが、ベストがプラスされるとさらにフォーマル度が上がります。
パンツは、ジーンズなどよりもスラックスの方がフォーマルで、上下揃っている方がよりフォーマル度が高いです。
ネクタイについては、もちろんする方がファーマルです。
皆様は、ビジネスカジュアルについて、周りから『もっとカジュアルなラフな服装で』などと言われることも増えている。もしくは率先してカジュアル化に進んでいる方も多いかと思います。
時代の流れなので、間違いはないかと思いますが、出きるだけ、着分けることを心がけてください。
今の時代は、カジュアルのやりすぎ、反対にいつも同じビジネススーツ、
この2つ以外であれば、特に失敗することもないかと思います。
ご自身のキャラクターと同じで、協調性も大事ですが、アイデンティティも大事です。
上記の資料など参考に着分けてください。
そして、迷ったときはスーツ屋さんなどに相談してみてください。
では、初めに周りの方の服装を観察してみてください。
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