2023.11.30 岡山デニムスーツ ビジネススーツ セットアップ
これまで、デニムスーツは、ブライダルスーツや成人式スーツなどハレの日用スーツとしてのご相談が多いのですが、今秋は「ビジネスで着用するためのデニムスーツをつくりたい」というご要望も多く頂戴しています。
ビジネススタイルもカジュアル化が進み、セットアップやライトなスタイリングもどんどん増えてきているという変化を肌で実感している毎日です。
そこで、ビジネスで着るデニムスーツはどう選べば良いのか?何を気を付ければ良いのか?
お話していきたいと思います。
岡山デニムスーツをビジネスで着用する一番のメリットは何でしょうか?
一番は、岡山をPRできながら、印象に残してもらえることでしょうか。
そして、「デニムスーツ」このひとつのことから、話を様々な事に広げることができる事。
例えば、
「へ~、岡山デニムなんですか。格好良いですね~ 」って興味を持たれたら
「実は、岡山は昔から綿花の栽培が・・・・ 」
という岡山デニムの歴史トリビアや、
「今年は、ルイ ヴィトングループが岡山デニム生地メーカーとパートナーシップ締結して話題になったのご存じですか?・・・・ 」
という2023年岡山デニムニュースなどの話題から話がどんどん広がりますね。
県外の方がお相手なら岡山の地場産業のことなどのお話に広げることも出来ますし、たとえデニムスーツの話題が終わってしまっても
「ジーンズって何本もってます?」
「お気に入りジーンズって何年愛用してます?」
っていう感じで、誰でも絶対持ってる王道アイテム=ジーンズの方に話を振ることも出来てしまいます!
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デニムスーツを着てるだけで、話題の種は尽きません。
特に初対面の方との商談の場面では「デニムスーツを着てて良かった!」と有難さを実感出来るはずです。
ビジネスには、相手の方といかに打ち解け、話ができるか、ということもひとつの重要なスキルではないかと思いますので、岡山デニムスーツは強力な武器になってくれますよ。
やはりビジネスシーンではきちんと感は保っておいた方が良いので、どちらかと言うと、ジーンズで愉しみな色落ち感やアタリが出た感じや古着っぽい感じ、ダメージ感よりは、キレイ目なデニム生地の方がおススメです。
また、インナーのシャツやカットソーは白色を選択することが多いと思いますので、色落ちや色移りにも配慮する必要があります。
ビジネスで着るデニムスーツでおススメなのは「色落ちしない岡山デニム」です。
デニムは、一般的には移染したり、洗うと色が出たりするのが普通で、デニムの「あたり」や経年変化の良さとも連動していて、デニム本来の良さを堪能出来て愉しみなものです。
ただ、ビジネスでキレイ目に着られて色移りしないデニムスーツをお考えの方には相応しくないです。
色落ちをさせないためにはタテ糸をデニム染めのインディゴ染めではないものに変えればいいのですが、問題は「どこまで表情を本来のデニムに近づけられるか」という点。
いくら色落ちしなくてもデニとは全然違う表情(生地感)だったら、デニムスーツにならないですものね。
そこで、色落ちしないデニム生地を実現するために選ばれたのが「反応染め」という手法。
1956年にイギリスで開発された「反応染料」を用い、化学反応を起こすことで糸を染める染色法で、糸の芯まで染まるため、洗濯をしても色が落ちにくく陽に焼けづらいなど実用的なメリットがあるんです。
そして、染め方だけでなく、織り方も生地の表情をつくるにのに大切な工程。
生地が柔らかすぎるとデニムには見えないし、逆に固すぎるとカジュアル感が増してしまい、ビジネスシーンに求めるキレイさに欠けてしまう。
ちょうどその間を行くような、バランスの良い風合いのデニム生地に織り上げられたものが、ビジネスに着ていただくのに相応しいのです。
試行錯誤を重ねた末に誕生したのが “色落ちしない岡山デニム生地”。
これをテーラーが「ドレッシーに仕立て上げたスーツ」は、ビジネスシーンで程よくリラックス感がありながらもきちんとした上品な印象を保つことが出来る唯一無二のデニムスーツだと言えます。
変化し続ける新しい時代のビジネススタイルに、ぜひ取り入れて頂きたいデニムスーツです。
ビジネスにデニムスーツを着てみたい!とお考えの方へ。
オーダーでデニムスーツのご検討如何でしょうか。
色落ちしない岡山デニムで、自分だけのオーダーデニムスーツをおつくりします。
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