2023.07.24 フォーマル ビジネススーツ
洋服は着る機会や場所を間違えるとマナー違反で相手に対して失礼になる事もあります。
特に男性のスーツは細かくシーンに合わせた着こなしが求められています。
ビジネスシーンにおいても、基本のルールがありますので、今回は「ビジネスでブラックスーツはNG?」というタイトルで解説したいと思います。
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ブラックスーツとは、一般に濃いブラック(濃染加工)の生地で作られたスーツを指し、基本的にはシングルスーツでツーピースまたはスリーピーススーツが基本です。
また、黒であれば全てブラックスーツというわけではなく、色味の薄いものはダークスーツと呼ばれます。
(左がブラックスーツ生地) (右がダークスーツ生地)
結婚式では、ご親族がブラックスーツを着用します。
また、お葬式の場面では、お通夜を除きブラックスーツ以外はマナー違反とされており、ブラックスーツは結婚式、葬儀などの儀式的な場面で着用する為のスーツです。
それでは今回のテーマである「ビジネスでブラックスーツはNG?」についてですが、
今お話しした通り、儀式的な場面ではないビジネスシーンでブラックスーツを着ることはNGと言えます。
基本的にダークスーツと呼ばれるチャコールグレー、ネイビーなど目立ちすぎず、地味すぎない色味を着用するのがお勧めです。
ですが、ブラックスーツではない黒いスーツであれば着用可能です。
黒い生地で折り柄やストライプが入ったものや、色味が薄く、チャコールグレーに近い無地の黒いスーツが売られていますが、このような黒いスーツはビジネスシーンでの着用も特に問題ありません。
また、起毛になったものや、生地に特徴があるものも単に色の黒いスーツに分類される為、特に問題ありません。
今回は「ビジネスでブラックスーツはNG?」というタイトルで解説してきました。
結論としては、冠婚葬祭用のブラックスーツはNG、単に黒いだけのスーツはOKとなります。
実際に、両者を手に取ると明らかな違いがありますので、ブラックスーツと黒いスーツを並べると、違いは明らかですので、正しく使い分けて着用しましょう。
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