デニムが青い理由知りたくない?ビンテージジーンズの甘い香りに秘められた秘密

2023.06.22 岡山デニムスーツ

デニムが青い理由知りたくない?ビンテージジーンズの甘い香りに秘められた秘密

デニムといえば何色をイメージしますか?

一般的には“ブルー(青)”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし、そもそもなぜデニムが青いのかって考えたことありますか?

今回はそんな素朴な疑問「デニム=青色」に迫っていきたいと思います!

目次

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デニムは白かった

デニムは、アメリカのカリフォルニアでゴールドラッシュがブームとなっていた19世紀頃。

鉱山で働く労働者のために、テントや船の帆に使用する頑丈なキャンバス生地を用いて耐久性の高いワークパンツ、のちのジーンズが発売されました。

販売当初のジーンズは織った生地そのままの白(生成色)が主流でしたが、

炭鉱や周辺の砂漠環境に適応する為に白(生成色)の生地を青く染色するようになったのです。

インディゴの力

というのも、炭鉱や周辺の砂漠には毒ヘビや毒グモが生息しており炭鉱夫やカーボーイの悩みの種の一つでした。

そこで、パンツをインディゴ(藍)の葉で染色する方法が考案されました。

天然のインディゴの葉には昆虫や爬虫類、両生類の嫌う成分が含まれる事が昔から知られており、天然のインディゴで染色されたジーンズは鉱山やその周辺で働くカーボーイの強い味方になったのでした。

しかし、残念ながら現在生産されているジーンズの多くは合成インディゴ染料なので、虫除け効果は期待できません。

ですので、当時のインディゴ(藍)で染色されたビンテージジーンズなどは、何年たっても、洗濯を繰り返していても、インディゴ(藍〉のほのかに甘い独特な香りがするのです。

また、青色に染められた作業着は生成色のものよりも汚れが目立たないため、働く男たちに大変重宝されました。

こうしてブルージーンズが誕生し、「デニム=青色」と定番化したというわけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか

今回は、デニムが青い理由知りたくないという内容で進めてきました。

デニムの染料インディゴ(藍)にはこんな隠された秘密があったんですね。


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