2023.03.17 結婚式参列衣装
スーツのトレンド色として、ブラウンスーツの人気が高まっており、結婚式の参列に着て行こうと考えられている方も増えてきているのではないでしょうか??
近年のビジネスシーンの服装は、自由度が高くなってきていますが、冠婚葬祭などのフォーマルの場では、服装や着こなしで注意すべき点がいくつかマナーとして存在します。
そこで今回、「結婚式にブラウン(茶色)スーツは着て行ってはダメ??その他参列スーツのカラーマナーは?」というタイトルで進めて行きたいと思います。
まず初めに、結婚式に着用するスーツの色は、ご親族の場合はブラックです。
結婚式のみならず、お葬式などの不祝儀にも着用できる為、冠婚葬祭兼用での一着として欠かす事の出来ない一色です。
次いで、ご友人を始めゲストのスーツの色はダーク系のネイビー・グレーなどの、いわゆる「ダークスーツ」と呼ばれるのがフォーマルスーツです。
それでは表題の、ブラウン(茶色)スーツはどうでしょうか?
結論から言うと、厳粛な格式の高い結婚式の場では「控えましょう」です。
結婚式などのフォーマルな場において、シューズの色が茶色だと「土色」=「外履き」または「普段履き」を連想させてしまう事からNGだと言われているように、茶色系のスーツも同様に「土色」=「普段用」「仕事用」といった印象を与えてしまいますので控えておきましょう。
ただ、それはあくまで挙式・披露宴等の「厳粛な場」「格式高い場」でのマナーです。
近年、増えているリゾートウェディングや、レストランウェディングで開催されるカジュアルな式、また二次会においてはご参列のスーツとしてブラウンのスーツを着用される方は増えてきています。
また、こういった式では、スーツでなくてもジャケパンスタイルの方が会場の雰囲気にマッチする事もありますので、ドレスコードを確認してブラウンスーツを着用されてみて下さい。
ブラウンスーツのマナーを確認した所で、その他の参列スーツのカラーマナーも知っておきましょう。
結婚式招待状のドレスコードに「平服でお越しください」と記載されている事が多くあります。
間違えやすい所で、この場合の「平服」とはカジュアルな服ではなく、略礼装のことを意味しており、礼服の代表的な色であるブラックフォーマルやダークネイビー、ダークグレーなどのフォーマルなスーツ色を指しています。
なぜこんなドレスコードを設けるかというと、主役である新郎より目立つ事を控えてもらい「主役を引き立て、場の空気を乱さないで下さいね」という主催側からのメッセージです。
主役の新郎は白や、シルバーグレー、ベージュなど、参列者と被らない衣装を選んでいますので、
これらの色は控えましょう。また、派手過ぎる色合いや派手なストライプ・チェック柄等も好ましくない事からブラウン色以外でも控えましょう。
お話ししてきた通り参列衣装は、「普段用」「仕事用」といった印象を与えて与えてはいけませんので、ブラウンスーツに限らず、着こなしを一工夫して着用するようにしましょう。
1 ポケットチーフを胸元に追加する
胸元にワンポイントポケットチーフを入れるだけでも華やかな演出ができますので、おすすめのアイテムです!
まずは一枚胸元にポケットチーフを指してみて下さい!
お祝いの席ではチーフの角を覗かせた「3ピーク」というスタイルで挿すとより華やかな印象が伝わりますのでおすすめです。
2 ベストを追加する
スーツをベスト付きで仕立てておけば、一段とオシャレな着こなしが可能です。
ですが、すでにスーツは用意されていてベストが無いのであれば、「シルバーベスト」を追加する着こなしも格式とオシャレ感も増し、お祝いの気持ちが伝わるでしょう。
ベストの形も襟付きや前合わせがダブルの物などもありますので、バリエーションとして取り入れてみて下さい。
3 清潔感を追加する
白いシャツに磨かれた靴は最低限であり、最上級のドレスアップです。
特に白いシャツは保管中に黄色く変色している事もありますので、事前に確認しておきましょう。
また、スーツをしまった際や着用した際のシワが残っているのも参列スーツには相応しくありませんので確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、結婚式でのブラウンスーツの取り扱いを中心に見てきました。
またスーツのドレスアップの仕方などを参考にして正しいスーツスタイルで会場を盛り上げて下さい。
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