2023.02.07 新郎衣装
結婚式の新郎衣装にタキシードを借りようと思っていたけど「スーツじゃだめなの?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
「どうせお金を払うなら、一度きりのタキシードよりも結婚式の後も使えるスーツがいい」と考えられる方も多いと思います。
そこで今回は、
結婚式での新郎の衣装にスーツでいいのか!?またそれぞれの違いや歴史について確認して行きましょう。
まずは、皆さんご存じの「スーツとは」を改めて確認しておきましょう。
スーツとは、折り襟の上着とズボンを組み合わせた上下セットまたはベスト付きの”平服”をさします。
平服とは、日常の普段着のこと。つまり、スーツは実はフォーマルな衣装ではないのです。
なんとなく「スーツ=ちゃんとしている」というイメージがあるので、意外かもしれませんが実は普段着です。
スーツが平服である理由は、19世紀ごろまでスーツは、イギリスではラウンジ・スーツ(Lounge Suit)と呼ばれていて、部屋着だったそうです。
その後20世紀の初頭、アメリカのビジネスマンたちが仕事着として着用しはじめ、それが世界的に広まり、今の「スーツ=ちゃんとしている」のイメージができあがりました。
そのため、スーツはフォーマルな格好ではなく、「平服」という位置付けになります。
タキシードは、スーツと同じように、ジャケット、パンツ、それにカマーバンドまたはベストが正しい組み合わせの衣装です。
スーツとの違いでは、
上着のデザインの特徴として、襟元の拝見(サテン襟)ふたの無いポケット口飾り、クルミボタンなどが上げられ、パンツには側章と言うラインが脇線に入ります。
19世紀後半、晩餐会のあとの談笑の席で着用されたスモーキングジャケットがタキシードの原型です。
部屋着だったスーツとは違い、誕生の歴史から見ても、最初から人と合う社交の場用の衣装だった事で、
女性の正装のウェディングドレスに対しての男性側の正装はタキシードになります。
これまでの歴史を考えると、「スーツは相応しくない。タキシードを着るべき」という事になります。
ですが、最近は式の格式にこだわらない自由な結婚式が増えており、「結婚式は絶対スーツはNG!」「常識はずれだ!」というわけではありません。
結婚する幸せな二人と、それを祝う人たちが集まる場であるのならば問題有りません。
ですので、お招きするゲストの方と目線の近い、ガーデンウェディングやレストランウェディングなどの結婚式や二次会などを新郎らしい特別感のあるスーツで式を挙げられるかたも多くあります。
ですがその際は、ゲストの方とは異なる特別感の有る衣装の演出をしておく事は大切ですので、新郎である事が分かりやすい様に、以下の点を取り入れてコーディネートの参考にしてみて下さい。
結婚式の新郎は昔から襟のラペルや胸ポケットに花飾りを入れる事で、お祝いの儀式の衣装としていました。
ですので、上着の襟に付くラペルのボタンホールの事をフラワーホールともよびます。
花嫁のブーケとコーディネートした生花など、花飾りで衣装の雰囲気を盛り上げましょう。
衣装の違いを一目でわかりやすくするのはスーツの色も大切です。
少し明るいネイビーやブラウン、グリーンなど一味違うカラーがお勧めです。
ですが、反対にあまり派手にしてしまうと、その後に着にくい物になってしまいますので、
程よい物を選んでください。
合わせて、サイズ感もスーツの雰囲気を変える上では重要なポイントになりますので、
おとなしいスーツの色でも一味違う雰囲気を出したいのであればサイズ感は特に拘りましょう!
スーツスタイルの中でもベスト付きの3ピースにする事は一歩正装に近づける着こなしです。
スーツの時には取り入れみて下さい。
また、お店によっては通常のスーツにタキシードの襟を取り付ける
脱着可能なリメイクタキシードのど取り扱いがあるお店もありますので、迷っているのであれば
リメイクという選択肢も候補に取り上げてみて下さい。
リメイクタキシードを取り扱うお店はコチラ!
スーツとタキシードの違いや、それぞれの歴史、結婚式にふさわしい新郎衣装についてご紹介してきました。
今回の内容をご参考に楽しく、素晴らしい想い出の残る結婚式にしてください!
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