2023.01.24 リクルートスーツ ビジネススーツ
入社式は成人式や入学式・卒業式と違って、
晴れの舞台であるだけでなく、その会社の社員となって過ごす最初の一日です。
今回は、入社式の服装を選ぶときに知っておくと初日から失礼しない着こなし方を紹介します。
入社式にはスーツで臨むのが一般的です。
これは普段、服装規定が無くオフィスカジュアルが主流の会社でも同じです。
また、会社から入社式は「服装自由」とアナウンスされている場合も、正式な服装をしてはいけないというわけではありませんので、スーツを選んでおけば心配いりません。
また、「初日から作業があります」などのアナウンスが有れば、ブルゾンなどの作業に向いた上着を持っていけば問題有りません。
社会人としてのスタートを飾る式典です。新入社員として、スーツにネクタイ着用で臨みましょう。
企業によって規模は異なりますが、式典である以上はきちんとした服装で出席することが大切です。ひと口にスーツといってもさまざまな柄やデザインがありますが、社会人としての第一歩となる入社式でマイナスの印象を与えてしまわないためにも、TPOを意識したスーツを選びましょう。
例えば、製造系や技術系など、職場によっては制服が決まっているなど、入社式以外ではスーツを着る機会が少ないというケースもあります。そのような場合には、就職活動の際に使用したリクルートスーツで入社式に参加しても問題はありません。
ですが、シワや汚れがないか事を事前にしっかりと確認しておき、必要に応じてクリーニングに出すなどして準備しておきましょう。
また、普段からスーツを着用する営業職などでも、企業によっては入社後行われる新人研修の期間中はリクルートスーツでも良いとしているところもあります。
ただし、リクルートスーツはあくまでも就活用のスーツです。
その後も継続的にスーツを着用する職種であれば新しいスーツで臨むのが理想的です。遅くとも入社後1か月後の初任給を得る頃を目安に、洗い替えを含めて正しいビジネススーツを購入する事をマナーとしておすすめします。
ビジネススーツとリクルートスーツの違いはこちらから
入社式で着るビジネススーツの色は、フォーマル度の高い黒かチャコールグレー、ダークネイビーなどのダークスーツが基本です。
淡い色のスーツやストライプなど目立つ物は控えておきましょう。
サイズ感も良い印象を作る上では大切です。
ジャケットは肩幅に合わせて選び、ボタンを止めた状態で内ポケットのあたりに手を入れてこぶしがちょうど良く入るくらいのフィット感を目安にしましょう。
スラックスはウエストに手の平が入るくらいの余裕があり、裾は靴を履いて立ったときにワンクッションはいるくらいが程よい長さです。試着の際は全体的にシワなどが寄っていないかを見るだけではなく、上着の後ろ裾が短か過ぎないかも確認しておきましょう。
また、店舗で購入したスーツには、型崩れを防ぐ為に上着の後ろの切れ目(ベント)や袖口、ポケット口にしつけ糸やブランドラベルが付いていることがあります。外し忘れたまま着てしまうと恥ずかしい思いをしますので、忘れずに外しておきましょう。
入社式に参加する場合のシャツやネクタイ、小物などアイテムの選び方
スーツ以外にも、シャツやネクタイなどのアイテム、その他の小物の選び方にも気を配りましょう。以下、アイテム別に説明していきます。
ワイシャツはベーシックな無地の白を選びます。個性や華やかさのある薄い青やピンクを、という考え方もありますが、入社式ではフォーマル感があり、フレッシュさもアピールできる白がベストチョイスです。襟はレギュラーカラーかセミワイドカラー。ボタンダウンシャツはフォーマル度の低いシャツですので、避けたほうが良いでしょう。
ネクタイは定番的の太さの物を選び、色はネイビーやブルーが定番で、他にエンジやグレーも選択肢に入れておきましょう。
柄も無地、ストライプ、ドット、小紋柄などのオーソドックスなものを。ただ、ドットや小紋柄は小さい柄のものを選ぶほうが落ち着いた印象になります。
生地はシルクを選べば間違いありません。コットンやニットタイはカジュアルな印象になるので避けたほうが良いでしょう。
まず入社間もない時期に履く1足目は黒色の物を選び、ストレートチップ、プレーントゥなどの紐靴であれば申し分ありません。また靴下も黒、グレー、ネイビーなどスーツの色に合わせて、スネ程度以上の長さの有るソックスを選びましょう。
ベルトは靴と同じ色を選んでください。流行に左右されないシンプルなバックルのレザーベルトを選んでください。
入社式では就業規則や資料が配られることが多く、カバンは必須です。
A4サイズの書類が入る手提げタイプのビジネスバッグの方がスーツも傷まずお勧めです。
リュックやロゴが主張しすぎているブランドバッグは控えましょう。
最後に具体的なコーディネート例を見ておきましょう。
ネイビーのシャドーストライプスーツ。
細身のネイビースーツはすっきりとしてフレッシュさのある印象に。
インナーは白のワイドカラー、ネクタイは紺地に小紋を合わせて、
靴も磨き上げ、上品な雰囲気にまとめました。
入社式が終われば、当日にオリエンテーション、入社研修、懇親会など先輩社員と交流する時間がもうけられます。
入社式は社会人としての第1歩を踏み出すための式典と同時に、社員としての初日となり、入社式の服装にはその後のビジネスのルールやマナーに適した人であるかも見られています。社会人として恥ずかしくない、誠実な印象を与えられる一着を選んで当日に臨みましょう。
誠実な印象を届けれるスーツお探しの方はコチラから