男性ゲストの服装が知りたい! 結婚式ではビジネススーツではNG? レストランウエディング・ガーデンウエディング編

2022.12.17 結婚式参列衣装

男性ゲストの服装が知りたい! 結婚式ではビジネススーツではNG? レストランウエディング・ガーデンウエディング編

最近増えてきているレストランウエディング・ガーデンウェディングでは、男性ゲストのファッションが頭を悩ませているようです。

今までの常識だったフォーマルなスタイルから、カジュアルスーツ、ジャケパンスタイルのように遊び心と華やかな雰囲気を求められているからです。

少しカジュアル的なパーティーシーンのメンズファッションを考える時のポイントとアイテムをまとめました。

目次

レストランウエディング・ガーデンウェディングの服装選び

レストランウエディング・ガーデンウェディングスタイルの結婚式で、男性の服装のよく聞く失敗談が「ビジネススーツで参列して浮いてしまった」というパターンです。

今までの結婚式のかっちりフォーマルなイメージと、レストランウエディング・ガーデンウェディングスタイルの結婚式では、メンズファッションに求められるものが違ってきています。

どう対応したらいいのか、失敗のない服装の選び方は、会場の格式と雰囲気・ゲストの顔ぶれから判断する事が大切ですので、1つずつ確認しておきましょう。

フォーマル寄りの会場の場合

レストランウエディング・ガーデンウェディングスタイルでも、会場が格式ある場所なら、フォーマル寄りのスタイリングでまとめる方がいいケースが多いです。

フォーマル寄りの会場とは

・ホテル
・専門式場
・高級レストラン・ゲストハウス

などです。

また、勘違いされている方が多いのが、

ドレスコード指定に「平服で」と書かれていたら、セミフォーマルやインフォーマルにのっとった、スタイリングが正解です。

カジュアル寄りの会場の場合

これが、より判断の難しい会場ですが、必須アイテムのジャケット、タイの基本マナーを守っておきましょう。

・レストラン
・カフェ
・半屋外スペース

などです。

最近では、ゲストに服装で窮屈な思いをさせたくないという新郎新婦の配慮から、招待状にカジュアルなドレスコード指定がされている場合もあります。
こういった場合、想定されるドレスコードは

・カジュアルエレガンス
・ビジネスカジュアル
・スマートカジュアル

といった、通常より少しかしこまった服装です。
先ほども言いましたが、ジャケットやタイでキッチリ感を押さえながら、色・素材・アクセサリーでトレンド感とパーティらしい華やかさをプラスしていくコーディネートが大切です。

ジャケットとパンツを別々の素材で組み合わせたジャケパンスタイルもカッコいいですが、不安が残る場合は、素材だけカジュアルな素材で、上下同じ素材のスーツ・セットアップスタイルの方がおしゃれで安心です。

人気のデニムスーツなども、キッチリ感と遊び心が出せて、いいでしょう。

情報収集も大切です。

会場の雰囲気

招待状で会場の場所が分かったら、さっそくインターネットで検索してみましょう。

会場の雰囲気やフォーマル感がわかります。

もしできれば、その会場のブログやSNS等に投稿されている他のパーティの様子をチェックしてみましょう。

会場でどのような服装が望まれているのかの目安になるはずです。

ゲストの顔ぶれ

もし、それでも心配なようなら、パーティに呼ばれているゲストの顔ぶれ・構成がわかるとさらに安心です。

友人が多いようならカジュアル寄り。

年配の方や仕事関係・上司も招待しているようならフォーマル寄りという判断基準にもなります。

新郎新婦に直接聞く

「それでも不安~」となれば、聞くのが一番です。

新郎新婦がゲストにどういった服装を求めているのか、聞く事は全く失礼ではないので、思い切って聞いてしまうのが一番の解決策です。

自分がこういうスタイリングで行きたい、と相談すれば「ここまでOK」「こんな感じで着てきてほしい」と服装イメージを答えてくれるはずです。

新郎新婦へのお祝いの気持ちが伝わるコーディネートは、新郎新婦の意向に沿うのが一番です。

カジュアルスーツスタイル

カジュアルスーツスタイルとは、上下同じ素材で出来た洋服で、素材感やデザインにカジュアルの柔らかい雰囲気が入った物です。

また、セットアップスタイルと呼ぶ事もあります。

カジュアルなパーティーシーンでも、少しフォーマルなシーンでも、中に着るシャツやタイを変えるだけで幅広く着用できますので、

1着持っているととても便利です。

カジュアルスーツの選びのワンポイント

ジャケットの下にベストをプラスすると、よりフォーマルな印象も演出できますし、野外の会場では上着を脱いでもベストがあるので、
オシャレ感もキープできます。

ジャケパンスタイル

ジャケパンスタイルとは「テーラードジャケット+パンツ」のスタイリングの略称で、今やカジュアルなパーティーシーンには欠かせないコーディネートです。ジャケットとボトムの素材や組み合わせを変えるだけで、フォーマル寄りにもカジュアル寄りにもシフトできます。

ジャケパンスタイルのジャケット選び

テーラードでもシングルかダブルかによって印象がだいぶ変わってきますし、素材で季節感・フォーマル感を出すことが可能です。ジャケット選びはスタイリングの中心となり、とても重要なので、自信がないようなら信頼のおける人と一緒か、店員さんに相談しながら決めるのがいいでしょう。

スラックスの着こなしは会場のテイストに合わせて

ボトムのパンツ選びも、会場の雰囲気とトップスとのバランスに合わせましょう。
センタープレスが入った、裾にボリュームのないスラックスが定番ですが、素材・丈の長さでイメージが大きく変わります。チノパンやデニムといったカジュアルな素材、丈短のスラックスなど、今までの結婚式ではNGとされてきたトレンド要素は、新郎新婦が想定するイメージに入っているようならあり、というケースが現在は多いのです。
ぜひ、新郎新婦に確認を取ることをお勧めします。

レストランウエディング・ガーデンウェディングの蝶ネクタイスタイル

ネクタイの代わりに蝶ネクタイを選ぶ男性ゲストが急増しています。昼の結婚式ではマナーの面で通常のネクタイやアスコットタイがおすすめですが、スマートカジュアルなスタイリングに蝶ネクタイを加えるだけで、手軽にパーティらしい雰囲気や華やかさをグッと上げられるため、レストランウエディング・ガーデンウェディングではメンズファッションのアクセントとして、昼のパーティでも気軽に取り入れられているようです。
蝶ネクタイは現在、いろいろな生地の素材があり、種類も豊富です。季節やレストランウエディング・ガーデンウェディングのテーマを取り入れた素材・カラー・柄を選ぶと、新郎新婦にとても喜ばれますし、会場の中で映えオシャレです。
ちなみに、パーティのスタイルがフォーマル・カジュアルにかかわらず、ノーネクタイは避けたほうがいいでしょう。

靴・アクセサリー

靴・ドレスシューズ

男性のパーティスタイリングで、重要な部分を占める足元。特にレストランウエディング・ガーデンウェディングのようなカジュアルなパーティシーンで、履いていく靴がどこまで許されるのかボーダーは、比較的広いように見受けられます。

結婚式のマナーでは黒がいいとされていますが、スタイリングに合わせての茶色のドレスシューズやローファーはOKのケースが多いようです。
ただ、NGとされているクロコダイルやスネーク柄の革靴や、メダリオンのように一目で分かりやすいパンチングのデザインは、履いていくのにまだまだ気が引けるシーンもあります。

ポケットチーフ・アクセサリー

ジャケパンスタイルには必須と言われているポケットチーフ。全体がカジュアルでも、タイと合わせたポケットチーフを上質なものにしたり、会場の雰囲気を意識したものにすれば、洗練さがグッとアップします。

レストランウエディング・ガーデンウェディングでは、ウエアは比較的カジュアルな素材で、アクセサリーやグッズによって「パーティらしさ」「上質さ」「華やかさ」を意識して取り入れることで、スマートカジュアルな着こなしの質が高くなります。
ぜひ取り入れてほしいテクニックです。

カジュアル的な結婚式、レストランウエディング・ガーデンウェディングでのメンズゲストファッションのポイントとアイテムをまとめてみました。

記事の内容をご参考にオシャレで楽しく、結婚式を盛り上げてあげて下さい。