2022.09.06 フォーマル
お受験の主役はお子さんですが、お受験合格への後押しするのは、家族と言っても過言ではありません!
お子さんのお受験の対策については情報が溢れていますし、学校や通っている塾などでも指導を受けると思います。
それらの、お子さんの姿を間近で見ている母親は気合を入れて臨むものですが、
ひょっとすると、父親の方は、仕事で着ているスーツがあるから大丈夫と気を抜いてしまっては、合格が遠のいてしまうかもしれません。
そこで今回は、父親のお受験に相応しい服装マナーと、着こなしポイントをご紹介していきます。
正しい服装で、お子さんのお受験合格の後押しをしてあげましょう!
お受験の学校説明会、面接では、父親はスーツを着用することが基本です。
ジャケットとパンツの組み合わせでも良いだろうと、思われる方も有ると思いますが、ここは必ずスーツで臨んで下さい。
スーツをはじめとする男性の服装マナーでは、着用する場に合わせた「格」を大切にします。
この「格」の考え方は、その場の誰が主役で自分がどのポジションにあるかを考える事です。
お受験の場では、
お子さんが主役でありご両親は、お子さん引き立てるスーツを選びましょう。
それでは、お受験に相応しいスーツのそれぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
引き立て側のスーツの基本色は、ダーク系のカラーです。
ダークグレーやダークネイビースーツがお勧めです。
面接の場面や、その後の入学式でも活躍するのは間違いありません。
ストライプの入った物や、大きな柄などの入るスーツは個性が強すぎて上品な印象を与えません。無地、もしくはシャドーストライプ柄の大人しい物を選び、主役を引き立てるスーツを選びましょう。
ダブルスーツというデザインもありますが、スーツの基本、シングルのスーツがお勧めです。
また、正式な着こなしとしては、ベストを付けた3ピーススタイルが正装とされていますが、
面接官によっては「偉そう」と捉えられる事もありますので、スーツ上下のみで大丈夫です。
ダブルスーツやベストは、面接などの自分たちが審査される側である場面に適しているとは言えませんので、控えておきましょう。
ダーク系のスーツということで、喪服(略礼服)を選んでしまう方もいますが、お受験の場面では不適切です。
こちらの略礼服も面接官が着用している平服(一般的なスーツの事)より格上の着こなしになります。
礼服、略礼服は、あくまでもお祝い事や法事に使う服装ですので、平服(一般的なスーツの事)との違いを認識しておくことが大切です。
お受験という大切な場面で、だらしない着こなしはしないと思いますが、だらしなく見える着こなしは無意識に現れますのですので、気を付けましょう。
普段、仕事で着用されているビジネススーツでも大丈夫ですが、何年も着ていると、どうしても使用感が現れてきます。
シワやヨレ、汚れなどは、だらしなく見えてしまいますので、事前に確認しましょう。
また、体型変化などでサイズ感の合っていない物も、だらしなく見えますので注意が必要です。
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ワイシャツは、基本的には無地の白を選んでください。
清潔感を前面に出しましょう。
こちらも、シワや汚れが無い事が大前提です。
普段はあまり気に留めないアイテムかもしれませんが、面接会場になる校内などでは、スリッパに履き替える事を想定して靴下を選びましょう。
足首よりも短いデザインも普及しておりますが、
お受験では長目の椅子に掛けた時にスネの出ない靴下を選びましょう。
色は、スーツと同色もしくは、少し濃いぐらいの大人しい色を合わせましょう。
スリッパは、お受験用にシンプルな物が販売されていますので、一緒に準備しておきましょう。
ネクタイは無地もしくは、小紋柄の大人しい物が相応しいネクタイです。
フォーマルな場に近い場面ですので、派手な色や柄などはお受験には向きません。
スーツの雰囲気にマッチするフォーマルなひも付きの革靴を選びます。
ローファータイプやスエード素材などはカジュアルな印象になるため、お受験にはオーソドックスな革靴をはいてきちんと仕上げることをおすすめします。
ベルトはレザー製で、バックルがシンプルかつ他の部分にも装飾がついていないものをつけましょう。色は靴の色と合わせる事で統一感が増します。
なるべくシンプルで落ち着いたデザインの腕時計を選びましょう。
おしゃれ目的の指輪やブレスレットなどのアクセサリー類は基本的には必要ありません。お子さまを引き立てることを考え、飾りすぎないようにしましょう。
カフスボタンやネクタイピンなどの装飾品に関してはつけなくてもいい物です。
もし、装着されるのであれば、デザイン要素の少ない大人しい物を選びましょう。
父親のお受験に相応しい服装マナーと、着こなしポイントをご紹介してきました。
ご覧頂いた様に父親が悪目立ちする事なく、誠実な印象がお相手の方に残せる事が大切です。
保護者としてお子さんを引き立て、正しい服装で、お子さんのお受験合格の後押しをしてあげましょう。
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