2022.08.30 フォーマル
お子さんの成長の記録として写真にも残る七五三の想いで。
将来お子さんが成長して、思い出のアルバムを見返した時に、父親が残念な服装では悲しいですよね。
今回は、七五三の父親にスポットを当て、スーツの選び方やコーデを紹介します。
七五三のスーツ選びの基本を覚えて、父親として気持ちいい装いでお子さまの記念日をお祝いしましょう。
七五三の父親のスーツに絶対的な決まりは有りませんが、七五三の父親のスーツには基本マナーが3つありますので確認しておきましょう。
・お子さまを引き立てるスーツ
・ご家族で格や雰囲気を合わせたスーツ
・だらしなく見えない着こなし
の3点を意識して選ぶことが大切です。
まずは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
男性のフォーマルな行事で着るスーツには「格」があります。
父親は主役のお子さまが着ているものより格上にならない服を選び、主役のお子さまを引き立てるのが基本です。
派手な色・柄が目立ってしまうスーツは避け、控えめで落ち着きのあるスーツが相応しいでしょう。
スーツのイメージとしては、結婚式に参列する時のスーツを想像してみて下さい。
七五三の服装は、ご家族で統一感を出すことも大切です。
事前にご夫婦で話し合い、お互いの服装のバランスを考えましょう。
最初に主役であるお子さまの服を決めてから、その基準をもとに父親と母親がそれぞれ同格の服を選ぶと、一家でまとまりのある装いが完成します。
お手入れが行き届いていない服や、だらしない着こなしは七五三の場などフォーマルな場に相応しくありません。
着用期間が長く、シワやヨレが出ていないか確認しましょう。
清潔感のある装いが大切です。
また、体型変化でサイズ感の合っていないものもだらしなく見えますので注意が必要です。
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ブラックフォーマルにする時
ブラックフォーマル(礼服)を着る場合は、母親が着物や慶事用のフォーマルを着る場合です。
父親も格を揃えてブラックフォーマルのスーツを選ぶと良いでしょう。
ですが、お子さまの服装がワンピースやスーツといった洋装の場合は、父親の格式が高いブラックフォーマルを着ると、お子さまよりも目立ってしまいます。ブラックフォーマルを着るかどうかは、お子さま、ご家族の服装とのバランスを考えて決めて下さい。
母親の服装に合わせ、母親が着物など格式な高い着こなしの場合は父親もスリーピース(ベスト付きスーツ)でまとめると統一感が出ます。
母親、お子さまがワンピースやスーツなど洋装でお参りする場合には、父親も少しドレスダウンしてもよいでしょう。ただしドレスダウンといっても、ジーンズやTシャツを合わせたような普段着に近い服ではなく、ジャケットとパンツを合わせたジャケパンスタイルにとどめておく方が安心です。
現代の七五三における父親の服装に厳格な決まりはなく、ノーネクタイでも問題はありませんが、
七五三に参加する祖父母や親族の中には服装のマナーに厳しい方がいる可能性もあるため、迷う場合はネクタイをしめておくのが安心です。きちんと着こなすことで、記念写真も上品でフォーマルな印象に仕上がります。
スーツであれば仕事で着ているビジネススーツでも問題は有りません。
黒やネイビー、チャコールグレーといったダークカラーで、無地または目立ちにくいシャドーストライプ柄の落ち着いた印象のスーツを選ぶとよいでしょう。
シャツも基本的に無地もしくは折り柄程度のもので、白もしくは、薄い水色で清潔感を出しましょう。
おめでたい行事の七五三には、明るめの色や光沢感のネクタイを選んでみてはいかがでしょうか。目立ちすぎる色・柄はおすすめできませんが、ほどよく華やかなネクタイはアクセントになり、おしゃれ感を演出してくれます。柄入りを選ぶ際は、ストライプやドットなど、シンプルで控えめなデザインにしましょう。
ビジネススーツでも、いつもの姿とはひと味ちがった特別感がでますので、ポケットチーフを活用して下さい。基本は白色ですが、ネクタイと同系色のポケットチーフでも統一感がでます。
ベルトはレザー製で、バックルがシンプルかつ他の部分にも装飾がついていないものをつけましょう。色は靴の色と合わせる事で統一感が増します。
なるべくシンプルで落ち着いたデザインの腕時計を選びましょう。
七五三のお参りに、おしゃれ目的の指輪やブレスレットなどのアクセサリー類は基本的には必要ありません。お子さまを引き立てることを考え、飾りすぎないようにしましょう。
座ったときに裾から肌が見えない長めの靴下を用意しましょう。靴下の色が浮いてしまわないように、白などは避け、パンツや靴と同系色のものを選びましょう。七五三ではご祈祷の際に靴を脱ぐことがあるため、色・柄が悪目立ちするものは避け、穴があいていたり汚れていたりしないかどうかも確認しておきます。
スーツの雰囲気にマッチするフォーマルなひも付きの革靴を選びます。
ローファータイプやスエード素材などはカジュアルな印象になるため、七五三のお参りにはオーソドックスな革靴をはいてきちんと仕上げることをおすすめします。
今回は、七五三の父親にスポットを当て、スーツの選び方やコーデを紹介してきました。
七五三スーツ選びの基本を覚えて、父親として気持ちいい装いでお子さまの記念日をお祝いしましょう。
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