失敗しない!細身(スリム)スーツの選び方。

2022.07.16 結婚式参列衣装 ビジネススーツ

失敗しない!細身(スリム)スーツの選び方。

スリムにカッコ良く見せたいと思うのは皆さん同じですね。

特にスーツなどのフォーマルシーンやビジネスシーンで、大切な人に会う機会に着用するスーツでは、尚更カッコ良く見せたいと思うのは当然の事です。

ですが、カッコ良く見せたいと思い無理に小さなサイズのスーツを選んでしまうと、かえってかっこ悪く見えてしまう危険性もありますし、洋服である以上着心地を無視する事も出来ません。

そこで今回は、正しい細身スーツの選び方や、よりスマートが際立つ格好良い着こなし方法を紹介して行きます。

メリット

細身のスーツとは

細身のスリムスーツとは、単純に自分に対して、小さいスーツと言う事ではありません。

「自分の体に程よくフィットし、スタイリッシュなシルエット」を特徴としたスーツのことです。

そして、「サイズのポイント」や「着こなし方」を含め、スリムに見せるようと着こなしたスーツを指します。

自分の体にフィットした
スタイリッシュなシルエットを作るには

細身のスーツでは、自分の体とスーツとのバランスがとても大切です。

大き過ぎるとデザインの効果が半減してしまい、小さくなり過ぎると窮屈感を与えてしまいます。

その為、まずは自分の体形とスーツのバランスを知る為に、スーツを正しく試着する事から始めましょう。

そして、スーツを試着して、確認するポイントを順番に見てみ行きましょう。

ポイント1 試着の基本

試着の際に気を付けなければならない点は、スーツを実際に着用するシーンを想定して、スーツに合わせているシャツを中に合わせて確認しましょう。

セーターや半袖のTシャツでは、正しいサイズや着丈感が確認できません。また、靴も同様にスーツに合わせる靴で試着します。

ポイント2 胸、肩、お腹周りのサイズ

ジャケットを試着して、肩と胸のサイズを確認します。

肩と胸廻りのサイズが小さく合っていないと、ジャケットの第一ボタンを留めた際に、胸元のラペルが立ち上がり、胸元がU字形に開いてしまいます。

襟元からラペル、第一ボタンまでの胸のラインが真直ぐ沿った状態をキープできているか確認しましょう。

 

続いて、お腹周りにあたる第一ボタンのボタン周辺にX型のシワが寄ってしまう場合は、少しゆとりを持ったサイズに合わせましょう。

細身のスーツでも、体とジャケットの間にこぶし一つ分のスペースが空く程度が適切なゆとり量です。

ポイント3 着丈の長さ

着丈の長さを見るポイントは、ジャケットを着用した際の後ろ姿です。

細身のジャケットは着丈が短い方がスタイリッシュですが、あまりに短い丈では品の無い印象になってしまいます。

ジャケット丈で、お尻がやや隠れるか、お尻の真ん中くらいまでの長さに留める方が品良く落ち着いた印象に仕上がります。

逆に、長過ぎると細身スーツならではのすっきりした印象が薄れてしまい、野暮ったく見えてしまいますので、範囲内でベストな丈を探りましょう。

ポイント4 パンツのシルエット

一般的にパンツは、ウエストサイズで選んでしまいがちですが、ヒップと太もも周りのサイズを合わせてから、ウエストのサイズを微調整するのが、ラインのキレイなパンツを選ぶ時のポイントです。

試着して、脇ポケットの口が開いてしまうとパンツのヒップサイズの小さいサインです。

また、お尻から太ももにかけたラインが内側に食い込んでしまい、前太もも周りにシワが寄ってしまう場合もサイズ不足です。

さらに、太ももが窮屈になると、それに引っ張られて膝裏にもシワがよりますので、生地にシワが出ないかも、サイズ決めてのポイントになります。

ポイント5 パンツの股下

すっきりした印象を与えるのに最適な長さは、裾が靴の甲に少しかかるか、からない程度です。

パンツの股下を短くし過ぎてしまうとシルエットが途中で途切れていましい、縦長のシルエットが薄れて、スリムには見えません。

逆に長すぎると裾が重たく見え、スタイリッシュに見えなくなってしまいます。

好みを加味しながらスッキリ見える長さを見つけましょう。

スマートに見えない着こなしとは

次に、スーツのサイズがピッタリと合っていても、着こなしが伴わない事にはスマートには見えません。スーツのスマートな着こなしについて見て行きましょう。

 

シャツのサイズ

スーツを細身にすると、中に合わせたシャツが大きく見えたり、シャツのあまりジワが目立ったりと、見た目が悪くなるだけでなくパンツのウエストからシャツが出やすく着心地も悪くなってしまうことがありますので、スーツに合わせてシャツもスリムシルエットやダーツシルエットの細身な物を合わせる様にしましょう。

靴のデザイン

靴のシルエットも丸みやボリュームの有る物は避け、プレーントゥーやストレートチップといったシンプルで細身のデザインを選び、色もスーツの色に合わせて。ベーシックな黒色や暗めのブラウンにすると、引き締まった印象になります。

細身のスーツのメリットとデメリット

流行りの細身スーツでも、印象面においていくつか知っておいた方が良い点がありますので、メリットとデメリットを紹介します。


若々しくスタイリッシュな印象

細身スーツを着用すると、スラッと見えることもあり、若々しいイメージをまとえます。誠実さや清潔感を強調できるので、20代であれば周囲の先輩にも好印象を与えられるでしょう。

30~40代になると役職に就く人もいますが、細身スーツを着用すれば年齢より若く見られることもあるでしょう。


カジュアルに見られてしまう

細身のスーツはスタイリッシュな印象を与え、トレンドに乗ったおしゃれ感を強調できるアイテムです。

しかし、人によってはカジュアル過ぎる印象と考えるケースがあります。社内であればあまり問題はありませんが、顧客に頼りない印象を与えてしまうことも考えられます。


着られる方の年齢や着用場面、相手の方への印象に応じた着こなしが大切です。

まとめ

やはりスリムスーツは、サイズ選びが要です。シワが寄らない、着丈が短過ぎないといった点に注意しながら、体に合ったものを選択しましょう。

また、スタイリッシュに格好良く見せられるメリットもあれば、カジュアルに見られてしまうこともあるので、TPOをわきまえて着用すると良いでしょう。

 

内容をご参考に、スーツの着こなしを確認してみて下さい。