2015.10.26
STAFF 延岡です。
最近、ずいぶんと朝夜の冷え込みが厳しくなってきました。
まだ世間では、クールビズ期間中ですが上着がないと肌身に寒さを感じる季節となりました。
ロードハウスでも、気温が下がるにつれ連日たくさんの皆様からのご注文を頂いております。
でも、注文した商品がどのようにしてスーツとなり皆様のお手元に届くのかって気になりません?
そこで今回は、皆様からご注文頂いた商品がどのようにしてスーツとなりお手元に届くのかをご紹介します。
①ご注文を頂いた商品と寸法を基に、生地を注文します。
ここでは、皆様から頂いたサイズデータを元にスーツに必要な生地の長さを算出します。
この時、お客様のことをもう一度思い出しながら、ベストなサイズで仕上がるように微調整を行います。
ここを疎かにしてしまうと本当に良いスーツは出来上がりません!
②注文した生地が入ってくると、色や柄、長さを確認してお客様のサイズデータと照合させ、縫製工場へ送ります。
ここで、「サイズの記入漏れがないか」「ご注文の商品とデザインは合っているか」を再確認。
ここから先は、縫製工場へ商品を送ってしまうため、出来上がってくるまで確認ができません。
しっかりと確認して、次回お客様がご来店された際に、「どんなスーツを作ったのか」すぐに分かるように
サイズ控えには選んで頂いた商品を添付しておきます。
③縫製工場での製作開始
皆様から頂いたサイズデータとお好みなどから、日本各地にある国内屈指の縫製工場で仕立てていきます。
1つ1つ丁寧に裁断し、縫製していきます。
特に、現在も大人気の「チェック柄」は無地や織柄に対し、出来上がりの際の「柄合わせ」という作業が必要な為、
プロの職人さんでもかなり多くの時間がかかるそうです。
その分、出来上がりの仕立て映えは最高のスーツに仕上がります!
高熱アイロンで随所に「プレス」と呼ばれる工程を行うことで、サイズが安定し、
皆様から頂いた寸法通りに仕上がっていきます。
ここでのひと手間が、良いスーツを作る秘訣です!
⑤さて、いよいよご注文頂いたスーツができあがり、いよいよ皆様のお手元へ
商品が出来上がってきたら、ご注文時のサイズデータを基に、「出来上がりサイズ」と「デザイン」を確認し、
皆様へのお渡しの準備へ。
お一人お一人様ずつ丁寧に「ブラッシング」と「プレス」を行いながら、
糸のほつれなど出来上がりの最終チェックを行います。
その後、専用のハンガーとスーツバックへ包装してお渡しへ。
ロードハウスでは、現在非常に多くのお客様よりご注文を頂いており、
ご注文からお渡しまで約1ヵ月程度のお時間を頂いております。
皆様、お一人お一人様に最高の1着をお届けする為、ご理解・ご了承の程よろしくお願いします。