2022.03.24 岡山デニムスーツ スラックス
「デニスラで失敗しない。」仕事で履くための3つのポイント!
ビジネスシーンのカジュアル化が進み、ビジカジスタイルも定着してきています。
色々なビジカジスタイルが生まれていますが、カジュアルなアイテムを取り入れても相性が良く、汎用性の高いデニムを
コーディネートに取り入れたいと思われる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、デニムアイテムの中でもビジネスで履く為のデニスラ(デニムスラックス)に絞って、
デニスラ格上げポイント3つをご紹介して行きます。
デニムスラックスとはデニム素材で出来たパンツの事なので、デニムジーンズと変わりが無いよう思えるのですが、
カジュアルな素材をビジネスシーンで履くためには、このスラックスという言葉が重要で、
スラックスの語源「Slack(ゆるみ)」という意味を表しており、足筒に適度なゆるみ、ゆとりを持たせて作られたパンツを指す言葉なのです。
一般的なスリムジーンズをイメージさせる5ポケットジーンズに比べ、ユトリを持ったシルエットでなければデニムスラックスとして
成立しなくなる事は、覚えておきましょう。
このゆとりを含めた、デニスラとして大切しなければならないポイントについて、見て行きましょう。
その他のデニスラの参考画像はこちら
クリースラインとは、スラックスパンツの中心に付けられた折り目線のことで、センタークリースとも呼ばれます。
このクリースラインはスラックスにとって、とてな重要な役割をしている折り目で、スラックスをどの角度から見た時も
タテのラインが強調され、美しく見せる効果と仕事服として重要な細かな所まで手入れが行き届いているという安心感あります。
このクリースラインを綺麗に残す為にはスラックス(ゆとり)が大切で、もも周りやふくらはぎ周りに適度なユトリを持たせるために、
横ジワが入らない物を選ぶ事が重要になってきます。
お勧めとしては、椅子に座った状態で、もも周りの生地が2cmほど、ぐるり一周で約4cm以上、
指でツマメル程のユトリがあれば、クリースラインが消えにくく管理できますので、基準として覚えておいて下さい。
足筒のゆとりのシルエットデザインの分かった所で、サイズ選びのポイントです。
一般的にはパンツはウエストサイズで選びがちですが、スラックスを筆頭に美しいシルエットが重要になるパンツは、
ヒップサイズから選ぶ事が大切です。
ヒップがキレイに収まって、脇ポケットも素直に落ち着き、タックの有るものなら自然にタックが重なる物をえらんで、
その後で、ウエストサイズのキツイや緩いといったサイズ感を微調整する様にしましょう。
ヒップサイズとウエストサイズを合わせる事で、腰位置が落ちてダラシナイ印象を与える事を回避する事が出来ます。
最後にパンツの股下丈ですが、基本的にデニム素材は、カジュアルな印象の素材ですので、野暮ったく見えがちです。
野暮ったさを回避する為には股下の長さが大切で、パンツの裾口が靴の上にモタモタと溜まってしまう、
オーバークッション状態では野暮ったく見えてしまいます。
裾先のクリースラインが靴の甲に少し当たるハーフクッションから、裾先が当たらないノークッションに設定する事で、
裾周りが重たく見えず、清涼感が出てきますので、ビジネスシーンでは、おすすめです。
ご覧頂いた様に、少しカジュアルな印象のデニム素材のパンツも、ポイントを押さえたデニスラにする事で、
キレイ目なビジカジスタイルとして取り入れる事ができます。
着こなしの幅の増える便利な素材ですので、ポイントを押さえて取り入れてみてください。