2021.08.21 岡山デニムスーツ
こんにちは、ロードハウス 赤尾です。
ようやく雨も治まりそうで、これから、秋の気配が感じられる季節になりました。
今回は、
2021年のA/W 秋冬に向けて受注や問い合わせも増えてきている
デニムスーツについてちょっとお時間いただけたら、と思い書きます。
私どもで「岡山デニムスーツ」をオーダーいただく約90%の方は
あらかじめ、「デニムスーツ」で、と素材を指定されてこられます。
用途は、ビジネス・成人式・結婚式・参列・プライベート など皆様様々です。
ほとんどの方が、このようにデニムと指定されて来店されるのですが
このデニムの中でも、私どもで取扱うデニム生地は約50種類もの選択肢があります。
色・厚み・混紡・織り方 など、
例えば色も、インディゴ系でもワンウォシュやブリーチなどと沢山あるのに、
これにブラックやホワイトなどのカラーも加わります。
織り方や染色の違いなどで、少し変化あるものだと、
ヒッコリー
ウォバッシュ
ヘリンボーン
などもあります。
皆様には、もちろん、お好みや、用途、見え方 などの基準で考えていただき
私どもは、アドバイスなどさせて頂きながら、決定していくことが多いのですが、
一般的なデニム生地と、2素材だけ 特徴が異なりますので、
知っておいていただきたいと思います。
そのまず1つ目は、
「ストレッチデニム」です。
皆様よくご存じだと思いますが、伸びるデニム生地です。
基本的には、スパンデックス(ポリウレタン)のような
伸びる糸の周りを綿糸で覆いながら糸にした物で織り上げるデニム生地です。
このストレッチデニムは、
ビンテージジーンズなどが好きな方などは
「綿100%じゃなけりゃ デニムじゃない」なんて言われる方もいらっしゃいます。
確かに歴史は1990年代後半からで浅いので、
昔のデニム生地とは、違います。
例えば2000年くらいからの昨今のスキニージーンズブームは、
このストレッチデニムがあったからだと言えます。
このストレッチ生地も昔は、よくスパンデックス糸が切れるなど問題も多かったのですが
今は安定した品質が確保できており、問題はなくなっています。
このような、着用時に収縮性が発揮されて、ストレスが軽減される生地ですので
デニムスーツにしていただく時も、タイトなシルエットがお好きな方に
是非オススメしたいです。
昔は、インディゴか、ブラックしかありませんでしたが、今はブリーチなど
バリエーションの幅も出ています。
なので、タイトなデニムスーツをご希望であれば、
「ストレッチデニム」と覚えておいていただきたいです。
2つ目は、
「反応染料デニム」です。
いわゆる、色落ちしないデニムです。
一般的にデニムは移染したり、洗うと色が出たりするのが普通です。
これは、デニムの「あたり」や経年変化の良さとも連動しています。
もちろん、このデニム本来の良さを堪能されるのもいいです。
しかし、
例えば、ビジネスなどで、岡山デニムスーツで岡山をアピールしたいんだけど
出張で移動も多いし、移染するのは困るなあ・・
って方には、この色落ちしない反応染料デニムがお勧めです。
ビジネスで、通常のスーツと同じような感覚でデニムスーツがいいなあ
っていう方には
「色落ちしないデニム」と覚えてやってください。
以上のように、「ロードハウス」では様々な「岡山デニム」で、
「岡山デニムスーツ」で、皆様をお待ちしております。