2015.03.07
皆さん、こんにちは。
STAFF 延岡です。
3月に入り、陽気な天気が続いていましたが、今日はあいにくの雨。
天気が良ければ遠出される方も多いでしょうが、天気が悪いとどうしても家に居がちになりますよね(笑)
家の中ではテレビを見たり、本を読んだりして過ごす方が多いでしょうが
たまには服の勉強もしてみませんか?
そこで、今回は「タキシード」について一緒に勉強していきましょう!
「タキシード」という言葉は、皆さんも一度は耳にした言葉でしょう。
なんとなく、「タキシードとはこんなものかな?」というイメージを持たれている方も多いでしょう。
今日はせっかくなので、タキシードの着こなしはもちろんのこと、タキシードの「名前の由来」や「誕生の歴史」についても学んでいきましょう。
一般に「タキシード」と聞けば、結婚式やパーティー用の正装と思われる方が多いのではないでしょうか?
しかし、本来の正礼装とされる服装は、モーニングコートやテイルコート(燕尾服)のことで、
タキシードはディレクタースーツと同じ準礼装のフォーマルウエアなのです。
一般的には、ウイングカラーのシャツに黒の蝶ネクタイを合わせるのが基本ですが、
今回はあえてお呼ばれのパーティー用としてピンクのラウンドカラーシャツをチョイス。
また、蝶ネクタイとチーフはグリーンでまとめ春らしさを演出してみました。
ジャケットの襟はもちろん、腰ポケットもサテン仕様に。
さて、ここからは少しタキシードのことについて学んでいきましょう。
今や気楽なパーティーに気軽に着られる礼服として、世界中の多くの人々が愛用している世界の礼服「タキシード」。
多くの方が、一度は耳にしたことがある「タキシード」という言葉ですが、いったいどこで生まれ、なぜ「タキシード」と呼ばれ定着したのか皆さんは知っていますか?
私は正直今の仕事に出会うまでは、「タキシード」についてほとんど知りませんでした(笑)
少し難しいところもありますが、知っていて損になることはないので是非覚えておいてみて下さい。
【タキシードの名前の由来と誕生の歴史】
タキシードという名前は、タキシードが流行したアメリカニューヨークの「タキシード・パーク」に由来していると言われています。
英語でパークと聞くと、公園をイメージされる方が多いと思いますが、この「タキシード・パーク」はアメリカのタバコ王「ピエール・ロリラード」という開発者によって作られた別荘地のことです。
タキシードが誕生したのは、1886年10月10日、タキシード・パーク内の会員制クラブの正装舞踏会で皆が燕尾服を着る中、ピエール・ロリラードの息子グリスウォルド・ロリラードが燕尾服の裾をバッサリ切り落とした真紅のスモーキングジャケットに側章付の黒いパンツを合わせた姿で現れたことがきっかけです。
大胆に裾口をカットした斬新な姿が話題となり、1890年代にはニューヨークを中心にグリスウォルド・ロリラードが着たような真紅のスモーキングジャケットに燕尾服のズボン、それに蝶ネクタイや小物を組み合わせて着るファッションが若者の間で流行し、この頃から「タキシード」という名が定着してきました。
この話をきっかけに、室内着から準礼装になったタキシードですが、現在では燕尾服があまり着られなくなったことから、一般に夜の正礼装として着用されるようになりました。
さて、以上がタキシード誕生までの歴史でしたが少しは勉強になりましたか?
パーティーやお呼ばれの席で、こんな話が出来れば皆さんの男ランクもグッと上がるかも(笑)
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