2021.08.12 ビジネススーツ
近年、四季(春夏秋冬)が二季(夏冬)になってきている感じですが
一日中スーツを着るビジネスマンにとっては、少しでも
1日を快適に過ごしたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、スーツ所持数とスーツ寿命について考えてみたいと思います。
誰しも、せっかく買ったスーツは長持ちさせたいと思います。
少しでもスーツ需要を伸ばす為には、どうしたらいいのか考えてみましょう。
まずは、スーツをシーズン分けしてみると、大きく④つあります。
① 夏スーツとオールシーズンスーツ
② 春夏スーツと秋冬スーツ
③ 年間通じてオールシーズンスーツ
④ 夏スーツとオールシーズンスーツと冬スーツ
結論から申し上げますと、①~④どのパターンも想定される着数を
揃えていれば、スーツ需要は長くなります。特に
④の夏スーツとオールシーズンスーツと冬スーツ
がシーズン別のスーツになりますので同じ合計着数でも、一番快適なのは言うまでもありません。
仮に毎日スーツを着用するビジネスマンが、年間何着あれば十分かと
聞かれたら、10着とお答えるする事が多いです。
理由は、シーズン中の1週間のうち5日間、出来れば毎日スーツを着替えるのが理想だからです。
上記の4パターンに着数を落とし込むとこんな感じが理想です。
① 夏スーツ5着とオールシーズンスーツ5着
② 春夏スーツ5着と秋冬スーツ5着
③ 夏スーツ5着とオールシーズンスーツ3着と冬スーツ2着
どれも、夏スーツが5着と多くなっているのは、夏場の汗は、スーツにとって一番の大敵だからです。
夏場は、汗をかくので頻繁にクリーニングに出される方が多い事もありますが
全くお薦めはしていません。
クリーニングに出すと、スーツは羊の毛で出来ているモノが多いので
その性質上、油分が抜けパサパサになって劣化していくからです。
また、通常のクリーニングでは、油分・皮脂は落とせても、汗などの
水溶性の汚れは落ちない為です。出されるなら、水洗いをセットで
お願いすると、家庭で洗濯したような気持ちいい仕上がりになります。
夏スーツは、枚数を持っていれば汚れも少なくてすみますし
クリーニングに出す回数も必然的に減少するので、劣化しにくくなりますし
何より涼しくて快適なので、一番投資して満足頂けるアイテムだと思います。
オールシーズン素材は、夏以外にその日の気温に合わせて
チョイスすれば良いので、今の日本の気候からすると
スーツを着る頻度が高い方には、着数がそれほど必要ないとも言えます。
冬場も着用される方が多いので、フォーマルな装いの3ピーススーツを
持たれると、防寒を含め、夏場にある大事な商談や結婚式参列など
正式な場にも着ていけますので、お薦めです。
( 正式な場所は、室内の事が多い為、夏場でも大丈夫だと思います )
次に、冬スーツですが、イメージとしては、生地の表面が少し起毛しており
保温力が高い素材です。
多くの方は、冬は上からコートを着るので、そこまでの防寒性は必要ないと
言われますが、車移動が多い岡山県では、コートを着る機会の方が少ない
方もおおいのではないでしょうか。
着る期間も短い為、割高なイメージもあるとは思いますが、実は
オールシーズンスーツとコストパフォーマンスは同じです。
1シーズン当たりの着る期間は短いので回数は少ないですが、その分
傷みが少なく、長い年数着れる為、着る回数で寿命を考えますと
同じくらいのコストパフォーマンスになるんです。
また、冬スーツの一番のメリットは、廻りに着ている方が少ない事と
素材感が伝わりやすいので、お洒落に見える事だと思います。
服装、特にビジネスには相手があり、相手に対して好印象を
与える為の大切な役割もあります。
華美なお洒落ではなく、わかる方にだけわかるお洒落をする事も
お洒落上級者のテクニックではないでしょうか。
いかがだったでしょうか?
ビジネススーツは、先行投資をした方が、快適でコストパフォーマンスも
高いアイテムだったんです。スーツを着る方が減少していますが
岡山をスーツで元気にしていきたいと思っておりますので
コロナに負けず頑張っていきましょう!
ストアマネージャー 河内( カワチ )