2020.10.18 ビジネススーツ
こんにちわ、「 服を福につなげる仕立て屋 」
ロードハウス ストアマネージャーの河内(カワチ)です。
今回は、「 ビジネススーツのカラーの選び方 」について
考えてみようと思います。
ネイビー・グレイがビジネスでは主なカラーですが
ネイビーが少ないからグレイを買うとかは
もちろん買い方としては、よくあります。
また、別の考え方をすると、「 何の為にスーツを着るのか 」と
考えてみると、ビジネスであれば相手に敬意を払い、
相手に印象付ける事も、スーツの大事な役割だと思います。
カラーを統一して、印象付ける事も有名な手法ですが
いつも同じカラーは飽きがくる方も多いのではないでしょうか。
「 相手に与える印象が良い 」 ⇒ 褒められる ( 一目おかれる )
⇒ 「 モチベーションが上がる 」 ⇒ 仕事がうまくいく
カラーは、とても大事な要素なので、ご自身の思い込みを捨て
第三者が似合うと思う意見を取り入れてみてはいかがでしょうか?
・5歳くらい実年齢より上に見せる効果がある
・サイズを合わせないと野暮ったいイメージが強く出る
・似合う似合わないがハッキリわかれる
・ネイビーよりもフォーマルなカラーである
・高級な生地でも、光沢が出にくい
( ライトグレイ )
オススメの人 : ハッキリとした顔立ちの方 ・ クリエイティブな職種の方
印象 : おしゃれ ・ 爽やか
メリット : 着ている人が少ないので覚えてもらいやすい
デメリット : 汚れが目立ちやすい・コーディネートによってチャラチャラして見える
( ミディアムグレイ )
オススメの人 : 白髪の方 ・ 安心信頼感が必要な職種の方
印象 : 安心 ・ 落ち着き ・ 信頼
メリット : 汚れが目立ちにくい
デメリット : 既製品に多いカラー
( チャコールグレイ )
オススメの人 : 安心信頼感が必要な職種の方
印象 : 安心感 ・ 落ち着き ・ 知性 ・ 信頼感 ・ フォーマル
メリット : コーディネートが簡単
デメリット : 既製品に多いカラー
グレイカラーは難易度が少し少し高めですが、自分に似合うカラーが
見つかれば、本当にいいスーツが出来上がります。是非チャレンジしてみてください。
・日本人では似合わない人の方が少ない
・光沢のある生地が多い
・定番カラーであり、おしゃれで知的な印象を与える
・コーディネートが比較的簡単である
・多くの方が来ている為、印象に残りにくい
ネイビーカラーは、オーダー業界でグレイカラーの
トレンドがきても、過半数の割合で売れるくらい
日本人が好むカラーです。ネイビーカラーを購入しておけば
基本間違いはないですが、他のカラーも取り入れてみてはいかがでしょうか。
オススメの人 : マスコミ関係 ・ 建築関係 ・ 経営者
印象 : おしゃれ ・ 落ち着き
メリット : 個性が出せる ・ 印象に残りやすい
デメリット : コーディネートが難しい
最近は、秋冬だけでなく、春夏にも注文が増えてきたカラーです。
着ている方が少ない分、印象に残りやすくオシャレな印象ですが
コーディネートがやや難しいと思います。小物関係も、買い足しが
必要だったり、少しだけ知識も必要になってきますが、廻りの方からの
印象が一気に変わりますので、イメージチェンジしたい、クリエイティブな
仕事をされている方に向いています。
・光沢がありフォーマルな印象を与える
・ビジネスシーンでは、フォーマルすぎるので、着る機会が少ない
・年齢を重ねてくると、黒が持つ光沢が強すぎて、着にくくなる
・ネクタイとシャツのコーディネートが少し難しい
・無難な印象を与える
リクルートスーツを入社してからも、着用している方が多い
ブラックスーツは、ビジネスシーンでは意外と使い勝手が悪い
カラーです。本来パーティーシーンで使うカラーの為
ビジネスシーンでは、あまり好まれないカラーです。
若いうちは、大丈夫ですが、ある程度の年齢・役職に
なられた方は、注意が必要です。
スーツの色の違いから、相手が受ける印象は大きく変わる事が
おわかりいただけたと思います。
補足として、淡い色のスーツは、クリエイティブな業界などを除いて
20代・30代前後の方は向いているかも
しれませんが、基本的にはビジネスには向いていません。
好きな色を選ぶ事も、スーツ選びの楽しみのひとつですが
相手に与える印象から選んでみるのも、大事な事だと思います。
スーツを考える時、好きなブランド・デザイン・色の選択肢の中に
ビジネスシーンを、具体的なクライアントを想定してみると
いいビジネススーツが手に入ると思います。
良ければ参考にしてみてくださいね。