2020.03.29 セットアップ ジャケット スラックス
こんにちは、ロードハウス 赤尾です。
今回は、各服種の名称について、私自身も色々の言葉で表現するので、間違っている使い方もしているんじゃないかと思っており、
今後正しい分け方ができるように、私も勉強と確認をしながら、正しい認識で書きたいと思います。
正しく表現できると、
皆様も「こいつ素人じゃないな」って思われます。場面によって使い分けてみてください。
男性物の呼び方中心になりますが、服種別に書きたいと思います。
1・ボトムス編
A・ボトム(bottom)(bottoms)⇒下半身に着用する衣類の総称。
ボトムやボトムスと表現する場合においては、男女区別なく、下半身に履く衣料品全てを表します。
一般的にはあまり使用されない表現だと思いますが、アパレル業界では頻繁に使われます。
B・パンツ(Pants)⇒アメリカ英語で下半身に履く2股に分かれた片方ずつ履く衣料品。
そのアメリカ英語の影響で、日本でもバブル期くらいからズボンより、パンツと呼ばれることが主流となりました。
また、日本においては下半身に履く男性や子供の肌着もパンツと呼びます。(イギリス英語でもPantsは下着を意味します。)
ズボンのパンツと下着のパンツは、発音(イントネーション)と文脈で区別するしかないのです。
この肌着も個別に、ブリーフやトランクス・ボクサーブリーフ、女性だと、パンティやショーツと表現する方が、混同しなくていいかなとも思います。
※(ショーツは、英語でshortsとなり、下着ではなくショートパンツの意味になるので下着としてのショーツは日本だけです)
英語の場合、肌着は、アンダーウェア(underwear)が男女共に共通の言い回しなので、日本以外ではアンダーウエアが一般的です。
C・ズボン⇒日本語といってもいいです。日本独自の言い方で、フランス語のジュポン(ペチコート)からきた説やズボンって履く から説などありますが、由来は定かではありません。
私が子供のころは、この言い方が一般的でした。ただし、店では使うことが非常に少なくなりました。
D・スラックス (Slacks) アメリカ英語なのですが、パンツよりも狭い範囲になり、ゆとりのある、きれいめなパンツを表します。
ですから、シルエットがタイトめである、ジーンズのような5ポケット物はスラックスではないのです。
これは、スラックスやトラウザーズ(後出)ではないのです。
※また、正式には、スラックスは、スーツのパンツには使わないのが正式です。(これは私も混同していました)
アメリカ英語でスーツのパンツを言う時は、スーツパンツ(SuitPants)やドレスパンツ(DressPants)などと言います。
ジャケパン時のいわゆるスラックス。
それなら、ジャケパンよりジャケスラ??? がいいのかな?
スラックスは、スーツの場合使わないというのは、ここ日本では気にしなくていいと思いますが、覚えておいて損ではないと思います。
E・トラウザーズ (Trusers)⇒イギリス英語ですが、アメリカでも使います。 これに関しては、主にスーツのパンツ中心に使いますが、スーツ以外でもドレッシーなキレイめのパンツに対しては使います。
このパンツはトラウザーズでもスラックスでも使えます。
このように使いますので、全く同じものというわけでもありません。ですが、一般的には会話の中で、どういう物なのかを想像していくのが日本人らしくていいかもしれません。
次に
2・トップス編(アウター)
にいこうと思いましたが、
長くなりそうなので、トップス編は、次回にします。
ロードハウスでは、パンツ・スラックス・トラウザーズなど、スーツも単品も出来ます。