2020.01.23 ビジネススーツ
こんにちは、新入社員であったころが、昔過ぎて思い起こすのに時間がかかるロードハウス赤尾です。
1月も終盤になり、もう数か月もすれば、新入社員の方のキラッキラの笑顔を見かける季節になります。
今春に新入社員になられる方々(フレッシャーズ)に向けて、スーツの有り方についてお話したいと思います。
この数年で、働き方改革やビジネスカジュアルの普及などで、日常のビジネスウェアとしてのスーツは、確かに減少傾向です。皆様も、ドレスコードフリーやクールビズのような言葉も聞かれることも多くなっていると思います。
時代は、社会人のユニホームとして着用していた「ユニホームスーツ」スーツから、TPO(場面)によって着分ける「勝負スーツ」スーツに変化している途中と言えるでしょうか。
間違えないで頂きたいのですが、もちろん毎日スーツを着用される営業や管理職の方も多くいらっしゃいますし、業界や業種によっては、毎日スーツを着用することが相応しい仕事も多くあります。
日々の服装については、各企業様の規定や、先輩からのアドバイスなどを参考に考えてください。
社会人になられるので、戦略的に目立つのもいいですが、同調性も少し意識することをお勧めします。その中で、あなたらしさを服装で表現することが大事です。
社会人のTPOによって、大事な商談や、レセプション、またビジネススーツとして、日常でも「スーツ」が必要な時には、改めて是非お問い合わせください。
そのことを踏まえたうえで、新入社員の方がどのような服装で「入社式」に臨むべきかについて記入したいと思います。
会社によっては、服装を指定される場合もありますので、その場合はもちろんそれにしたがってください。
その他の方に向けてですが入社式においては、ネイビー系もしくは、グレー系の無地もしくは、シャドーストライプ(同色系のストライプ柄で目立たないストライプ)で、シンプルにすっきりしたスーツでの出席をお勧めします。
(・ネイビー系が、若々しくスポーティーなイメージ ・グレー系は、落ち着きがあり大人なイメージ。 その為、新入社員の方だとネイビーの方がやや多いです。)
NGなのは、リクルートで使用していた黒のスーツは控えた方がいいということです。
式典ではありますが、入社式はビジネスとしてのスタートの場です。
覚えておいて頂きたいのは、黒無地のスーツは、ビジネスの場面では、NGとまでは言いませんが、相応しくないということです。
欧米はもちろんのこと、日本でも、ビジネスのスーツは、ネイビー系もしくは、グレー系が最適です。
ブラックはフォーマルなカラーであり、ビジネスには適さないのです。しかしながら、現在の社会人の方もブラックスーツをビジネスで着られる方もまだいらっしゃいます。
入社式でも、黒のリクルートスーツをそのまま着用される方も多くいらっしゃいます。
これを読んでいただいた皆様には、できれば、そのスーツからは卒業していただいて、ネイビーもしくはグレーのオーダースーツを1着持たれることをお勧します。
そのスーツで入社式は、ビシッと出席していただいて、好印象を勝ち取ってください。
ここぞのビジネスの場面から、例えば友人の結婚式まで、この1着があれば汎用性を持たせて着用可能です。
今まで記入してきたように、TPO(場面)によって、きれいなスーツが必要なタイミングはでてきます。日常でスーツを着用されない方ほど、宣伝ではなく、実際の経験も踏まえ、1着オーダーで持っとかれることをお勧めします。
もっと言えば、冠婚葬祭用のブラックスーツ(ご結婚されてからでもいいかも?)も1着作っとかれるとなおいいです。
冠婚はいいのですが、告別式などの場面で、大人は、日本独特の黒(濃染加工)されたブラックスーツを着用されるのが望ましいです。(学生~20代前半くらいまでは、なくてもいいですが・・)
日本独特の黒とは、糸の中まで黒で染めてあり、深い黒でリクルートなどで着用される黒とは、また違うのです。
ブラックスーツは、働き出してからでも遅くないですが、入社式に着用するスーツに困っていたり、作ってみようか、と思っていましたら、是非覗いてみて下さい。