2019.01.21
こんにちは、やっと時差ボケから解放された河内です。
新年明けてからすぐ、生地・ネクタイ・カフスの買付に
行ってまいりました。
今回の旅も、普段店内で3000歩くらいしか歩かない
ぬるま湯生活の私からすると、ハードな旅でした。
毎日平均2万歩(汗)
歩いた分だけ収穫はありましたので、その内容を
少しずつお伝えしていきますね。
ルートは、ロンドン~フィレンツェ~ミラノと
北から南、また北へと移動するんですが
要所要所にイベントがあり、買付があり
移動日に観光がありの10日間です。
スーツ屋としての初めの訪問地は
知る人ぞ知るスーツのメッカ「サヴィルロウ」へ
ここは、華やかさはないですが、コツコツと昔ながらの
モノ作りをする職人さんの仕事ぶりを、目の前で見る事が出来ます。
今回は、以前修行で共に働いておられた職人さんのアテンドなので、
かなりフレンドリーな対応と情報を頂く事が出来ました。
今の時代、待っているだけでなく、日本や世界各地にも
販売に行かれているとか。超一流のテーラーでも、
いい物を作るだけではダメで、時代の変化に対応しないと
生き残っていけないようです。やはり、大なり小なり選ばれる為の
個性と露出が必要な時代だと再確認出来ました。
なんとか地方都市岡山にいながらにして、この凄いモノ作りを
体験出来るような仕組みが出来ないかと、大きな夢を持ち帰ろうと思います。
ちなみに、下の写真ですが、見て何かわかる方は少ないと思いますが、
007にも出てたダニエル・クレイグと、ボヘミアンラプソディで
今ホットなQUEENの型紙だそうです。
超一流は当たり前ですが、超一流のお店で作るんですね。
余談ですが、ヘンリープールという、サヴィル・ロウ最古のテーラーであり、
英国王室御用達のお店があるんですが、おこがましくも同業者だからか、
普通は入れない特別な展示室に入れてもらいました。
さすがに撮影はNGでした。そこに入れてもらえただけで
ラッキーな事なんで、時差ボケとかは、今思えば忘れるくらい興奮してたんでしょうね(^_^;)
今回も、ホントに貴重な経験をさせてもらいました.
ストアマネージャー 河内 昭宏