2019.01.10
今年も緩やかにブログをスタートしていきます。
宜しくお願い致します。
山内です。
人と会う機会が多い年末年始でした。
人と会うと一緒に飲んだり、食べたりが進んでしまうんですよね。
痩せ形な私ですが、若干パンツがピッタリフィツトして、ベルト要らずです。(汗)
お客さんからもその様なお声がチラホラ。
皆さんも楽しんだのでしょう。
ですので、今回はズボンのウエスト周りのお話しを。
パンツのウエストのフィット感をアップさせてくれる仕立てで
「パンチェリーナ」というイタリア・ナポリのサルトの特徴的な仕立て方があります。
現在、簡素化された仕立てで、一般的なスラックスに付けられている、「テング」と同じ効果を持っています。
こんなパーツです。
天狗の鼻のような形ですね。
スラックスの帯の部分に付くパーツで、ボタンやフックだけでもウエストは止まりますが、
下っ腹部分が膨れるとカッコ悪いのでテングもしっかり掛けて履くのが正式です。
あと、昔のスラックスは前立てがボタン止だった為、釦一つ一つに掛かる負担を分散させる効果もあったのではないかと私は思います。
現在のファスナーは優秀でめったと壊れる事は少ないですが、しっかりボタンを掛けて大切に履きましょう。
テングを掛けてキツイ時はスラックスor体を調整して下さい。
「パンチェリーナ」には、イタリア語で「腹巻き」という意味があります。
なるほど!
納得。
私は気を引き締める方向で・・・。