お子様のご入学、ご入園おめでとうございます。
入学式は、お子様がその学校の生徒になったことを祝福する記念の式典。
そして、これからお世話になる先生方へ、これからお付き合いすることになる他の保護者の方々へ「初めまして」「よろしくお願いします」とご挨拶をする日。
初対面の方に好印象をもってもらえるよう、父親として礼節をわきまえた装いで参列してください。
夫婦で出席する際には、夫婦間(家族)の装いの品格を揃えることが大切です。
まずはお子様と奥様の服装を確認してから、ご自身のスーツを決めていきましょう!
■色はダーク系
主役である子どもを引き立てるよう、目立たない色が好ましいので、グレー、ネイビー、ブラック、といったダーク系が良いでしょう。
色の与える印象
・グレー「信頼性」「品格」
・ブラック「フォーマル」
・ネイビー「誠実さ」「知性」「清潔感」
いすれも、落ち着いた大人の雰囲気です。
ただ、季節が春4月で、出会いのシチュエーションであることから、ダークカラーでも暗すぎない方が好ましいです。
同じ学校行事でも、3月の卒業式よりは少し明るめのトーンを意識するのがおススメです。
■柄は無地/無地柄
派手な見た目を避けるためにも、無地のスーツがおオススメです。品格が高く落ち着いた印象を与えてくれます。
柄が入るとカジュアルになりますが、柄を取り入れたい場合には目立たない柄にします。
例えば、ストライプ柄では、ラインが細いものや、シャドーストライプを選んでください。光の反射具合によって見え方が変わるなど、さりげなくおしゃれを取り入れられます。
チェック柄であれば、格子の小さいハウンドトゥースが無難です。遠くからでは無地に見えることもあり、あまり目立たないでしょう。
ベースとなるスーツが決まったら、小物でハレの日らしい着こなしを完成させましょう。
■シャツ
インナーのシャツも、清潔感の漂うモノが好まれます。
「白」もしくは「薄いサックス」が間違いないですが、4月のお祝いの式典ですので、明るい雰囲気になる “ごく薄い” ピンクやイエロー、パープルなどのパステルカラーもOKです。
基本は無地のドレスシャツで、柄の場合はシャドー系の目立たないモノにするのが無難です。
<NGなシャツ>
× 原色の派手な色 × ボタンダウンのエリ
■ネクタイ
ネイビーやボルドーの無地はフォーマルで場になじみやすくおすすめです。
柄の場合は、小紋や織柄程度の落ち着いたものを選びましょう。色合いは、4月のお祝いの席に合うような爽やかで明るい雰囲気になるものやスーツとトーンを合わせるようにするとまとまります。
<NGなネクタイ>
× 白:来賓者や先生が身に着ける色 × 黒:不祝儀のイメージ
■革靴
「ブラック」もしくは「ダークブラウン」の紐付きの革靴が基本です。
忘れないように前日はしっかり磨いて清潔感ある足元にしましょう。
<NGな革靴>
× 光沢感の強いエナメル × ツートン配色
オーダーシューズの取り扱いもございます
なお、革靴を選ぶ際はベルトも一緒に揃えましょう。
ベルトと靴は同色の革でまとめるのがセオリー。黒の靴には黒のベルト、茶色の靴には茶色のベルトです。
例えパンツがフィットしていても、ベルトをするのがマナーです。
■靴下
黒系やスーツに合わせたダークカラー無地がベストです。
椅子に座るとパンツの裾がまくれ上がります。素肌が見えると不格好でだらしなくになるので、必ず膝丈タイプのロングホーズを準備してください。
<NGな靴下>
× 白無地:スクールソックス × キャラクター柄やPOPな柄
■ポケットチーフ
胸ポケットにはぜひ「ポケットチーフ」を入れて、フォーマルな着こなしを完成させてください。たとえビジネス兼用のスーツであっても、雰囲気を大きく変える変える効果があります。
色は、基本的にネクタイと合わせるとまとまりやすくなります。
■派手なスーツ
太めのストライプ柄や、格子の大きいチェック柄、光沢感の強いスーツなどはNGです。
そして、上下揃いのスーツが基本ですので、ジャケパンでの参列は避けた方が無難です。
■サイズが合ってないスーツ
スーツスタイルで一番重要なのは、サイズ感です。
色柄よりも、「自分の身体にフィットしているか」「自分の立ち姿をスマートに見せてくれるか」。
ぶかぶかぴちぴちのサイズでは、子供が借物のスーツを着せられている様になってしまいます。
■ごついアクセサリー
指輪や腕時計も、大きく派手なデザインは場の雰囲気に合わず場違いです。指輪は結婚指輪以外は外すべきです。
サングラスなどもってのほか。ごついお財布をポケットに突っ込むことも子供っぽいファッションなので入学式には避けた方が無難です。
周りから浮いてしまって、子どもや奥様が恥ずかしい思いをすることがないように、そして、10年後にメモリアルフォトを見返して後悔することがないように。
お子様の入学式/入園式には、父親として相応しいスーツスタイルでご参列ください。
お子様の入学式のタイミングで、新しいスーツをオーダーでご検討の際は、お気軽にご相談下さい。
これからビジネスでも着るのか?
これからのお子様の卒業式などの学校行事で着るのか?
これから先どのような場面で着続けたいスーツなのかを伺いながら、入学式/入園式に相応しく、その後もずっと着続けられる汎用性の高いスーツをご提案させていただきます。
そして、貴方の身体に沿わせたサイズで、立ち姿がスマートに見えるスーツを仕立てさせていただきます。
オーダースーツは、仕立て上がりまで1か月~2か月の期間を頂戴しますので、ご相談だけでもお早めに。