POLO CORT

ポロコート

オーダーコート

ポロコートの歴史

 

ポロコートはその名の通り、馬に乗って行う「ポロ」という競技にルーツがあります。

 

19世紀の後半、イギリスのポロの選手が、競技の間の待ち時間に着用した「ウェイトコート(WAITCOAT)」が原型。

 

その後、20世紀に入ってアメリカのブルックス ブラザーズ社がこの形のコートを“ポロコート”と命名して発売して以来、この名が定着したと言われています。

ポロコートのデザイン

■ カラー(襟) ■

ポロコートの最大の特徴は、威厳を示すような大きな襟の「アルスターカラー」。

 

上襟と下襟が同じように大きい仕様となっています。

■ ダブルブレステッド ■

フロントは貫録を感じさせるダブルブレステッドの6個ボタン。

■ バックスタイル ■

バックスタイルは、通常ベントと呼ばれる切込みがありますが、ポロコートの場合は「インパ―テッドプリーツ」で、布を多く使用して中に折っているプリーツ仕様です。

 

そして背ベルトもポロコートに欠かせない特徴の一つ。後姿にも隙がありません。

■ ポケット ■

ポロコートに漂うスポーティー感を漂わせている要素の一つが「フレームド・パッチ&フラップ」ポケット。

 

ポケットを1周枠で囲ったようなデザインが特徴で、大き目で存在感があるのに加え、手がすっぽりと入るサイズは防寒の実用性も兼ね備えています。

ポロコートをオーダーする

ポロコートがブルックスブラザーズに命名されて売られていた当初は、キャメル(ラクダ)の生地で作られていました。そのため「よりクラシックな装いを」という方は、クリーム色のキャメルの生地でのお仕立がお勧めです。

 

さらに、オーダーのメリットの一つは、お好みや用途によって生地を選べる点なので、伝統にオリジナリティを組み合わせて自分流にカスタムすることも愉しいはずです。

 

ポロコートは、ディティールが細かく手が込んでいる為、良い生地と自分にしっくる纏えるサイズ感の1着があれば着こなしの格上げを約束してくれます。そして、10年先も永く着続けていくことが出来るコートです。

 

オーダーコート