2017.01.29
みなさんこんにちは、オーダースーツ専門店ロードハウスの遠藤です。
今日の岡山は、生憎の雨ですね、、
最近、買い物に出掛けると、新作の春物が、続々と出ていますね!!
なんと、スーツにも春夏用、秋冬用とあるんです!
みなさんご存知でしたか??
一般的に、スーツには夏用(春夏物)と冬用(秋冬物)、そしてオールシーズンといったように、季節ごとに種類が分かれています。中でも、オールシーズンは、文字どおり全てのシーズンを通して着ることを想定した物です。
この様にスーツは、季節ごとで変えて、着た方が傷みにくく、長持ちします。
特に夏場など、汗をかきやすい季節には注意が必要です。汗をかくとスーツは蒸れてしまいます。スーツが蒸れると嫌なニオイの原因となります。毎日同じスーツを着るよりも、何着かで着まわした方が衛生的です。
だったら、「オールシーズンのスーツだけあれば良いいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません、、、オールシーズンのスーツは、冬は冬用スーツを着るより寒く、夏には夏用スーツを着るより暑くなってしまう傾向がどうしてもあります。
オールシーズンで着ることができるスーツは「夏なのに涼しい日」や「秋なのに暑い日」なんてときに使い勝手が良いです。
特に季節の変わり目は気温の変化が激しいです。そんな時期にこういうスーツが1枚あると便利です。
デスクワークなどインドアの仕事が多い人であれば、オールシーズンのスーツだけで一年中過ごすことも可能かもしれませんが。しかし、営業職のようにスーツを着て外に出る機会が多い場合には、夏用と冬用を使い分けたほうが快適に過ごすことができます。
じゃあ、いったい春夏用は、何が違うの??って思いますよね?
スーツ生地は、重さで表します。
おおよそですが、夏用と冬用の重さはこんな感じです。
夏物:230グラム前後
冬物:約260グラム以上
生地が厚ければ、それだけ多くの空気をため込むことが出来ます。
(=外気との断熱効果)
その為、冬の防寒に適していると言う事なんです。
逆に薄ければ空気がため込まれなくなりますから、当然涼しくなりますよね。
生地も違うんですよ!
モヘア(アンゴラ山羊からとれる獣毛)、麻、綿、ウール、ポリエステルなど
スーツの裏地は、背抜きで、着ていても軽くて、涼しいのが特徴です。
春先から気温が上がるので春夏物のスーツであれば、快適に過ごすことが出来ます。
背抜きとは、この様に裏地が、背中半分になっている仕様の事です。
じゃあ、次はいつ頃から、衣替えをしたらいいの?って思いますよね?
目安は、3月~5月頃です。
秋冬用から、春夏用のスーツへ衣替えをする場合、年によって、その時期も前後します。やはり、天候や気温の影響があります。春先は、(3月頃)は、暖かくなってきたら、急に真冬のような寒い日があったり、雨の日が続いたりと、寒暖差が激しく感じとても不安定ですよね?
そんな時に大活躍するのが、『スプリングコート』です!!!
次回、スプリングコートについて書きます。